2、いつもTimがヒーローな話
パブに行くのが嫌いな理由は、パブに行くと100
パーセント喧嘩をふっかけられるんだ。俺は背も高くないし、弱いと軽く見られるんだ。相手が掴みかかってくるだろう、やりたくないけど、買うしかない。最後は、俺に殴られて泣きながらやめてくれ、やめてくれと相手が懇願するんだよ。
→もしかしたら、そんな事が1度くらいあったのかも。でも、今はこんな強さ
交通事故を見つけて、加害車が逃げ出したんだ、それを追いかけて捕まえて、車からひきづり出して警察を呼んだんだ。車には、幼い子が2人も乗っていて、この子達の為にも逃げるな!と言ってやったんだ。
道を歩いてたらイスラム教の格好をする、10代の女性2人に、若者が絡んでて、俺が助けたんだ。勿論、俺に突っかかってくるから、最後はそいつらをボコボコにしてやったよ。それを見ていた俺の友達は、絶対に俺とは喧嘩をしないとその時心に誓ったらしい。
俺のボスは俺の仕事に惚れ込んでるんだ。誰よりも懸命に働くだろう。人の3倍の速さで仕事をするしね。施工も電気も水道も分野問わずなんでもできるだろう。だから重宝だって、それがボスの自慢なんだよ。
北海道で初めてスノーボードをした時は、あまりの速さに日本人から「はやぶさ」ってあだ名がついたんだよ。みんなオージーがすごいってね。みんなに腕前を褒められたよ。
→初めて一緒にスノボーに言ったら、凄い勢いで山頂から転がってきた。それでも、しばらく経つとそれなりに滑り出した。ゴロゴロよく転がるけど、さっと!起き上がる!その意味ではやぶさなら、わからなくもない。
仕事帰りに近くで大きな火事を見つけて、工場が燃えてる横で、男が見てるんだ。俺が「警察や消防には連絡したのか?」と聞くと、勿論したさと答えるが、いつになってもこないんだ。俺がもう一度警察と消防に電話して、あとで判明したんが、俺が話したそいつが放火犯だった。勿論、奴の特徴も警察に話したさ。
気づけば自慢話しなのですが、そう感じさせないなにかがあるんです。そういつもTimが誰かを助けるヒーローなんです。
だから、この人すごい。
あんなに、不幸な生い立ちや離婚歴があるのに、それでも、逆境に負けず、尚且つ正義の味方で、すごいな!って
陥っていったのです。