Domestic Violence Restraning Order
これは、家庭内暴力からその被害者を保護するもので、裁判所命令です。簡単に言うと、私はTimから家庭内暴力を受けて避難しているので、保護をしてください。Timさんよ!もし私に近づいたり、連絡をしてきたら、逮捕するよ!あんた!ってヤツです。1年間、わたしのいる半径100m以内にもちかずけません。

この日は、弁護士に会う予定の日だった。
取り敢えず家をでた事を報告。すると私の意志を確認された。このままオーストラリアに残りたいのか帰国でいいのか。

勿論、今はまだ帰りたくない。
すると弁護士はすぐさま、domestic violence restrainig orderの準備をするといい。
書類を作成しだした。今まであった数々の奇行、暴言、動物虐待、を話し、それを弁護士が文章にした。そして、すぐに裁判所に行くという。


裁判所に駆け込み書類を提出し、その30分後には法廷に呼ばれた。


怖かった〜。
ただでさえ、起こっていることの事実に精神がめためたなのに、裁判所で裁判官と、あのテレビで見るあれ。それも英語。

声は震えるし、動悸は止まらない。


これが通ると、どうなるのか、何度か弁護士が説明してくれたけれども、頭になどはいらない。



最初は弁護士の隣に座って開廷をまった。
判事が入ってくる

私だけ証言台に行くよう言われた。


そして宣誓。
同時にプリンターか何かの音が聞こえ始め、よく聞こえない。

え?なんですか?

何度か聞き返すと、
Please after meとかすかに聞こえた。

そしてその後に続いて、何かを言った。
evrything is trueはわかった。

10分ほどだったか証言台で、裁判官の質問に答え、家を出たその朝何が起こったのか聞かれた。



答え終わると。元の席に戻るようにいわた。

そして主文みたいに判事が話し出した。スラスラ間違えもつまりもせず。



Tim Bryson  は重度のマリファナ中毒者であり行動が予測不能なこと
Tim Bryson は7/2Matsukoに対して、プラスチックの破片を顔に投げつけたこと、同じく感情をコントロール出来ず、同日、Matsukoに手を上げようとしたこと
Tim Bryson は xxxxxxxでMatsuko所有の犬に危害を与えたこと
Matsukoさんは長い事実婚の中で、Timのドラック仲間やディーラーのネットワークを熟知していて、それらから身を守る必要があること

Timothy Anthony Bryson (Tim のフルネーム)何度も書類に書いてよく知った名前、心から愛して愛してやまない大切な人の名前が完全に反勢力に変わった瞬間。

10を超える項目があったと思う。

Commonwealth of Australia まるまるしかじかの法律により
Timothy Anthony Bryson にMatsuko Tanakaさんへの接近禁止命令を
発動させます。

バンバン 

コートクローズ
みたいな


ガタガタガタガタ震えが止まらず、部屋を出ると椅子に座り込む自分がいた。


その後、警察がTimの職場に連絡をして、裁判所から家庭内暴力におけるMatsukoさんへの接近禁止命令が出ているので、現在地を教えなさいという連絡がいく。警察が接近禁止命令の紙をTimに手渡しに行く。

( ここは実際は警察に出頭したようです。警察も紙渡しに行くほど暇じゃないですよね)


そんなことが起こることも怖かった。

ここから21日の間に、Timはそれに対して、同意するか(=わかりました、Matsukoさんに近づきません) 、拒否するか(=私は危険な人間ではありません。)の意思表示をすることができる。

拒否する=裁判

放置して何もしない=裁判所の命令に従う

頭はパンク。心は崩壊。


家は鍵が変えられていて、荷物も取り出せない。