この国の動物の輸入はとーーーっても複雑で個人でやるには至難の技
多少英語のできる私は少しでも費用を抑えたかったので、自分でかなり頑張ってみた
英語でのOnline 申請はなんとか自分でできた
が、
その後が
成田から貨物(Rex)を輸送する航空券が個人では買えない
ありとあらゆる会社に電話してみたがどこも答えは「NO」だった
事前の検査も、色々面倒くさく、
英文の説明を理解して指示どうりにするには至難の技で、血液検査をどこどこに送って、あれはいつしてこれはいつしてと、考えるだけでも頭痛がした
仕方なしに業者を探し、エコノムーブジャパンにたどり着いた
海外への(ペット、車もちろん家財)引っ越しは間違いなく、エコノムーブジャパンの島さんまで
お金をもらってるかといって、仕事だからといって、あそこまでできるかな〜 島さんの対応はもちろん迅速かつ的確だったが、何よりも島さんの心遣いが温かくて嬉しかった
成田ー香港ーxoxox、xoxoxoで検疫検査の為2週間弱拘留、その後5時間弱かけてここへ
4kgもない愛犬は果たしてこの長旅に耐えられるのか? 実家の誰もが心配した
小さなケージにとじこめられ、香港を経由して少なくとも15時間はかかる
15時間ケージからでれない
私はすでにここにいた為、動物病院での検査などはすべて妹がやってくれた
「愛犬を置いていくなど、俺はいいが散歩なんぞ絶対にいかんからな!」
と豪語していた父は、誰よりも愛犬を愛しんだ
散歩も母と交代でよく行ったらしい
愛犬の食べ物を 「餌」と呼ぶと父は怒った
「ご飯」だろ !!と
外出しても、「愛犬が家で待ってるから」と
いつも早く帰宅したらしい
そんな父は愛犬の長旅が心配で心配でならなかった
「I AM REX 」と書いた
「こーしたらみんなが、この犬はRexだとわかってくれるだろう、他の動物よりも大切に扱ってもらえるだろう」と、 父はとても想いの深い人である
妹と父は出発間際まで、ケージに入る練習をRexにしてくれた
最後はケージ入るのが好きになっていたという
いよいよ、海を越えてこの国へ
妹が、居心地いいように たくさんブランケットを敷いてくれたのがわかる
Rexはみなに愛されていた
2016年10月11日 日本出国