以前、オーストラリア永住権の種類でもこのビザについて紹介しましたが、今回は もっと詳細にポイント・取得方法について紹介
永住できる permanent visa
このビザは、永住権であり、取得後 オーストラリアに ずーーーっと好きなだけ滞在可能です
滞在中は、仕事もできるし、学校へも行けます
大学等に行く場合は、ローカル学生金額となります
International studentとして大学に行くよりも、学費は 1/2〜1/3と かなりお得です
また、日本でいう健康保険にあたる Medicareに加入できます
永住できると言っても、市民になった訳ではありませんので、市民権・投票権はありません
市民権(国籍)を得るには オーストラリアにさらに滞在し、申請する必要があります。
取得する場合、オーストラリア・日本とも 二重国籍を認めていませんので、日本国籍を捨てなければなりません。
ビザ取得の特徴
このビザは、別名Point-test Stream Visaと呼ばれるように、年齢・職歴・学歴をポイント化し、一定以上のポイントが必要となります
以前は かなり簡単にポイントを取得でき、多くの方がこのシステムを利用して オーストラリア永住権を取得してきましたが、近年はかなり難しくなってきています
また、求められる要件も 毎年変更があるので、このビザを取得予定の方は、こまめに確認する必要があります
ビザ申請の流れ
SkillSelectにアカウントを作成し、EOI(Express of Interest)を提出
提出時には、パスポート・英語テスト結果・Skills Assesmentの結果・就労証明書など必要です
EOIを提出するには、最低65ポイント必要です
ポイントの計算については、また 詳細を記載します
EOI提出後、審査に通ると ビザ申請の招待状(Invitation)を受け取ることが可能です
Invitationは、毎月10日前後に 発行されます
Invitationを受けた後、さらに必要な書類を提出すると、ビザ申請完了
この時点で、Bridging Visaが必要となると場合は、Bridging Visaが発行されます
あとは、ビザの発行を待つのみ!
待機期間は 約7〜8ヶ月あります
残念ながら、Invitationが来ない場合、ビザ申請はできません
EOI提出後 2年間はアカウントが有効な状態です
Invitation待機中に、現在のビザが切れてしまい 打つ手なし!っことにならないように
必要項目
① 特定の職業に従事しており、スキル審査に合格する
こちらのリストに掲載されている 職業に従事している必要があります
例えば、放射線技師の場合、Medical Diagnostic Radiographerとして申請できます
189ビザも リストにありますね
ビザリストの内容は 職業によって異なるので、希望するビザに職業が対応しているか きちんと確認する必要があります
そして、下方にあるASMIRTは、スキル審査(Skills Assesment)をする協会・団体です
医師にしろ、看護師・その他職種にしても、なんらかの学位・資格を取得し、その職についている場合がほとんどだと思います
スキル審査団体は、その学位・資格が オーストラリア基準に満たすかどうか 判断する役目を担います
他の職業でみてみると、、、
高校の先生の場合、、、
AITSLの団体をみてみると、、、
ポイント1 アセスメント(評価)の必要項目を確認
ちなみに、IELTSが必要で、
a score of at least 7.0 for both Reading and Writing; and a score of at least 8.0 for both Speaking and Listening. The IELTS test scores must appear on a single IELTS TRF and be the result of a test undertaken during the 24 month period prior to submitting an application.
とありますね、、、
結構大変ですね!!
もちろん、求められる英語レベルは、職種によって異なるので、自分の職種の審査団体のウェブサイトできちんと確認する必要があります
ちなみに、以前記載したことがありますが、日本の多くの資格・学位は オーストラリアで充分なスキルがあると認められません
したがって、オーストラリアで改めて 大学等に行く必要がある訳で、、、
所得している資格・学位が求められる基準に達しているか、前もって知っておくことも 大切ですね
ポイント2 英語のレポートを提出
当たり前ですが、英語圏以外で資格を取得した場合、資格証明書は 英語でない場合がほとんどですね
専門の翻訳家に英語に直してもらう必要があります
NAATI https://www.naati.com.au/ で近所の翻訳家を検索し、翻訳を依頼しましょう
ポイント2 コピーは、JPのサインが必要
多くの場合、オンラインで申請できるので、必要書類をスキャンして送信すれば大丈夫
しかし、団体よっては、 書類での提出を求めます
この場合、資格証明書や英語テストの結果の原本を 郵送するわけにはいきませんよね
したがって、各書類のコピーを郵送するのですが、そのコピーが偽装ではなく 正しい書類であると、証明する必要があります
この役目をするのが、Justice of Peace (JP)の人たちですね
たまに、ショッピングセンターなどで、見かけますね
近所のJPのところに行き、コピー書類に 判子を押してもらいましょう
、、、、、てな訳で、無事に書類提出が済み、審査が通ると、団体が 証明書を発行してくれるので、ビザ申請時に提出します
② ポイントを計算するは、コチラに続きます