OET Reading Part Bのポイント
前回紹介したように、OET Reading Part AとPart Bは、大きな違いがあります
では、どのように Part Bを攻略すればよいのでしょう????
① タイトルをチェック
まず、Part Bの本文を読む前に大切なのは、当然ながら パッセージのタイトルを確認
タイトルを読むことで 何について書かれているのか、推測できます
② パラグラフ単位で問題を解いていく
IELTSと大きく異なるところは、このOET Part Bでは スキミング・スキャニングのスキルが そんなに必要ない事
例えば、IELTS Readingの場合、まず パッセージ全体を ざっと読み 内容を確認し(スキャニング)、問題文のキーワードから 対象箇所・文章をパッセージの中から見つけ出し(スキミング)、対象箇所を熟読し 回答する、、、、という方法が一般的と思います。
しかし、OET Part Aは、特定の文章のみを見つけだし 回答するのではなく、パラグラフ全体の内容を 理解する必要があります
また、Part Bのサンプル(https://www.occupationalenglishtest.org/resources/uploads/2015/07/Reading-Sample-Test-1-Part-B-All-Professions-2010.pdf)を見ていただいたらわかるように、各問題は パラグラフ単位で 出題されています
したがって、私がおすすめする Part Bの進め方は、①でタイトルを確認した後、パラグラフ1に関する問題文を読み キーワードに印を付ける、そして キーワードに気をつけながらパラグラフ1を熟読する。
パラグラフ1が終わったら、パラグラフ2に移り、パラグラフ2の問題を読み パラグラフを読みながら回答していく、、、
、、、という パラグラフ単位で 問題確認・本文を読む・回答を繰り返す方法です。
この方法が良いと思う理由は、OET Reading Part Bの回答は、特定の文章を読むだけでは 答えが導き出せないからです。
各パラグラフをじっくり読んでいると、Part Bすべての問題を回答するには 時間が足りない、、、、なんて感じるかもしれません。
OET Part Bは、1問あたりの時間は IELTSより長く、問題の種類も多くないので、じっくり読み解くことが可能と思います。
実際に、IELTSでは 一問あたり1.5分の持ち時間があるのに対し、OET Reading Part Bでは 一問あたり2.15分使用できます。
では、実際に 例題を使用しての 説明です。
Retrieved from https://www.occupationalenglishtest.org/resources/uploads/2015/07/Reading-Sample-Test-1-Part-B-All-Professions-2010.pdf
まずは、パラグラフ1に関する問題を読み、キーワードに印をつけていきます。
この問題で 一番大切なのは、主語に当たる research using animalですね。
そして、各A〜Dのキーワードに注意しつつ、パラグラフ1を読んで、何が書いてあるのか しっかり理解
まず、動物を使用したリサーチについて、A. was non-existent before 1850.については、一番上の文章より 不正解である事が分かります。(約2000年前から 存在いているので)
続いて、B.is most common in the medical industry. を見てみると、、、


