オーストラリアの医療制度と保険2 | 海外進出してみたよ

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オーストラリアの医療制度と保険1の続き…


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オーストラリアで医療サービスを受けるには・・・ 


まずは、GP へ


GPとはGenerel Practitionerの略で、要は、かかりつけ医。特定の専門医ではなく、まずは 何でも屋であるGPのいるMedical Clinicを訪れます。

もし、診断に 血液検査やレントゲン撮影などが必要な場合、GPからreferring letterをうけとり、血液検査・レントゲン業務を行っている場所に 別途訪れる必要があります。

ちなみにオーストラリアでは、血液検査やレントゲンなど 医療検査のみを提供している会社が多数あり、これら会社の支店に出向き 必要な検査を受けます。

したがって、医療サービスを受ける流れは、


1、GPを訪れ 診察を受ける


2、薬を処方される場合は、GPから処方箋を受け取り、別途 近所の薬局い出向き 薬を受け取る


3、血液検査・レントゲンなどが必要な場合は、GPからオーダー表(referring letter)を受け取り、医療検査を提供する機関に出向く


4、検査結果がたいしたことない場合は、GPから処方された薬で様子を見る


5、検査の結果、さらなる検査や 専門医による詳細な診断が必要な場合は、GPから検査の2-3日後に その旨を伝える電話がかかってくるので、改めてGPの予約をする


6、GPとの再診。検査結果の説明を受け、追加の検査を受ける指示が出る。または、専門医への紹介状を受け取り、専門医診断の予約を行う

 

…となります。

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Retrieved from https://www.thegpsurgery.co.uk/

GPでは 入院を必要としない 簡単な治療行為を受けることもできます。

例えば、創傷の消毒や、簡単な皮膚ガンの除去など...

また、診察・治療費の大部分は Medicareでカバーできます

 

しかし、必要する診断・治療が GPの能力を上回っている場合、専門医にかかる必要があります。

 

この専門医治療から、公立・私立どちらのサービスを受けるか 考慮する必要があります。

 

多くの公立病院所属専門医の場合、診察を受けるまでの待ち時間が長い場合があります。

 

一方、私立の専門医の場合、専門クリニックに所属しているか、私立病院に勤務しているなど様々。

個人事務所のような形式の専門医も存在しており、専門医が追加の検査が必要判断した場合、GPにとき同様に 改めて検査・治療・手術のために別機関を訪れる必要があります。

専門医を自分で選ぶこともでき、より 希望に沿った 治療を受けることが可能です。

 

以上は、急を要しない 一般的な医療サービスの流れです。


オーストラリアの医療制度と保険3へ続く…