私には、往年の名レスラー達のソフビ人形を制作販売しているオーストラリア人の友人がいる。彼の会社の名前はjunkshopdog (ジャンクショップドッグ:略してJSD)という。私は日本人向けの宣伝文句を考えてあげたり、翻訳してあげたりする時もある。

 

先週の水曜日に、その友人から「来月ブル中野がヴィクトリア州に来る!」と告知のポスター画像が送られてきた。ここ2週間ぐらい、ブル中野のユーチューブ「ぶるチャンネル」で、ダンプ松本へのインタビューなど過去動画を視聴しまくっていたところにこの知らせだから、なんだか不思議な感じがする。

 

 

ググってみると、こちらのプロモーターから「WWE殿堂入りのブル中野来豪」が正式に発表されて記事になっていた。Bret Hart(ブレット・ハート)など他の殿堂入りレスラー達と一緒に、ファン相手にサイン会や写真撮影会をしたりする催しらしい。

 

私はこのニュースに興奮して、すぐこのブログで記事を書こうと一瞬思ったんだけど、ブル中野本人のブログやユーチューブではまだ発表されていなかったから、ご本人が発表するまで待つことにした。

 

そうしたら三日前にブル中野本人のアメブロで発表していたので【こちらをクリック】、今こうして書いているわけだ。

 

彼女のブログでは「メルボルン」となっているけど、実際はメルボルンから車で一時間ぐらい内陸に入ったBallarat(バララット)という町でのイベントだ。バララットはかつてゴールドラッシュに沸いた町で、日光江戸村みたいな、当時の暮らしぶりをテーマにした観光施設があり、砂金採集が出来たりする。

 

このイベントはその町で4月11日から14日の四日間に渡って行われる。ポスターの右下にヴィクトリア州政府のロゴがあるところを見ると、誘致には州政府も関わっているようだ。

 

 

さて、ブル中野を始めその他大勢(ハンセン、馬場、佐山タイガー、大仁田、テリー、ブロディ、キッドなど)のソフビ人形を制作販売している私の友人のJSDは会場に出店してレスラーのソフビ人形を販売することになっている。彼は1000キロ離れたシドニーに住んでいるし仕事が忙しいため12日(金)しか会場に来られないようだが、奥様は先にこちらに来て初日から最終日まで四日間ずっと販売ブースにいるということだ。

 

私は、JSD社長である友人がやって来る12日(金)に行こうと思っている。

 

一つ気になるのは、ブル中野の代名詞であるヌンチャク。私は沖縄の又吉古武道をやっているので知っているのだが、ヌンチャクやサイやトンファーなどの武器の所有や携帯には、警察が発行する許可証が必要なんだ。申請する時には理由も書かなければならなくて、私の場合は「古武道の練習に不可欠で、道場以外では使用しない」という文面を師範に書いてもらわなくてはいけなかった。

 

オーストラリアは税関が厳しい。許可証なしにヌンチャクを持ち込もうとすると、没収されて高額な罰金を払うことになる可能性大だ。要らぬ心配かもしれないが、もしブル中野がヌンチャクを持ってこようとしているのであれば、そこが心配だ。