ちょっと最近忙しくてあまり更新ができてなかった。
今日は二週間前にあったヴィクトリア州日本語教師協会主催の「日本語弁論大会(Japanese Speech Competition)」で審査員をしたことについて書いていく。

 

このような弁論大会で審査員をするのは六回目。小五から中二までと、中三から高三までの二つの部があり、私は小五から中二の部の審査員三人のうちの一人だった。

まずは会場に着いて驚いた。1888年に市役所として建てられた豪華な外観。現在はArts Centre(アーツセンター)と呼ばれ、様々な会合の会場として貸し出されたり、一番大きな部屋では結婚式が行われていたりするらしい。


写真
アーツセンターの外観。


「小五~中二の部」の会場。手前は審査員の席。三人中二人が日本人で、もう一人はオーストラリア人(白人)だった。



天井の装飾が豪華。


受付の様子。



1.まず、事前に決められた文章を暗唱。暗唱が終わると審査員はそれを採点。
2.次に、参加者各自が考えた題で一分間スピーチ。「自己紹介」「家族紹介」「好きな食べ物」など、いろいろ考えて構成していた。一分というのは短いと思うかもしれないが、人前で緊張して話すとなると長く感じるよ。ましてや子供が外国語で話すんだ。

 

暗唱の例



また、ペアの部というのもあり、これは二人で会話をするというもの。「週末になにするの?」「今度~をしましょう」といった直接的な会話がほとんどだったけど、発音を間違えやすい単語「蕎麦」と「祖母」、「かわいい」と「こわい」など、一人がわざと間違えて相手が訂正するという冗談を交えた会話で笑いを誘うペアもあった。

 

全員のスピーチが終わると私達三人の審査員は控室でお互いの採点を持ち寄り入賞者を決めてから、会場へ戻ってメダルや盾の授与。

 

 

昼ごはんは、日本語教師教会が日本食レストランで持ち帰り弁当を注文してくれていて、控室で他の審査員達と一緒にごちそうになった。唐揚げ弁当うまかったよ!

 

そして、帰り際には、審査員をしたお礼として、サンキューカードと風呂敷包を貰った。

 

 

家に帰って開けて見ると桜の絵が入った、皿と丼の中間ぐらいの深さの食器。日本製(メイド・イン・ジャパン)だった。