オーストラリアでは今日は選挙日だ。三年に一度の国政総選挙。オーストラリアでは投票は国民の義務であり、しないと罰金となる。
でも、私は投票しなくてよい。というかできない。こちらで永住権を持ち、生活し、オーストラリア国民と同じようにに税金を納めているが、選挙権がないのだ。
なぜ選挙権がないのかというと理由は簡単。永住者ではあるが国籍は日本であり、オーストラリア国民ではないからだ。これは移民大国アメリカでも同じで、外国人に参政権はない。日本人は誤解しがちだ（というかマスゴミに誤解させられている）けど、納税者であるかどうかと選挙権があるかどうかは全く別次元の話なのだ。
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ちなみに、オーストラリアはアメリカと同じく二大政党制。国民のほとんどは、自由党（Liberal Party）か労働党（Labor Party）のどちらかに投票する。
自由党は中道右派の保守政党で、過去9年間政権の座についている。
一方の労働党は中道左派。労働党の表記が一般名詞の「労働」として使うLabourではななく、「u」のない米国式のLaborなのが興味深い。最近では2007年から2013年まで与党であったが、その間は中国べったりだった印象。
今回は、過去二年間のコロナ規制やワクチン義務化への反発で自由党は分が悪そうだが、果たして結果はいかに？