東京オリンピックのオーストラリアでのテレビ中継は、Channel 7 (チャンネル・セヴン)が担当している。ネット時代に対応して、専用のウェブサイトで競技別に主な試合が生中継で無料で見られるし、オリンピック後も五ヶ月間は視聴可能だ。

 

もちろん、地上波でも系列の別チャンネル「7mate (セヴン・マイト)」で、毎日ほとんど一日中中継されている。ま、これはオーストラリア人が強い種目であったり、視聴者に人気のスポーツが主だ。

 

ちなみに、オーストラリアの金メダル獲得数は現在8個で第4位。

水泳で5個

カヌーで1個

ボートで2個

 

その、オーストラリアがメダルを量産する水泳競技を子供達と一緒に教室で見ている時、あることに気付いた。それは、日本や中国など、名前が「姓・名」の順の国の代表選手は、ちゃんとそのように表記されているということ。 この「多様性」に配慮したような表記は、IOCからのお達しなのかな?それとも、オーストラリアのテレビ局が自主的にやっているのかな?ま、どちらにせよ、大部分のオーストラリア人視聴者は気付いてないと思うけど。実際、子供達はもちろん、他の先生連中も誰一人として気付いてなかった。私はすぐ気づいてスマホで写真を撮ったけどね(↓)

 

 

その日以来、私はこの写真を日本語の授業で使っている。毎日見ている地元のテレビ局がそう表記していると知ると、生徒達は「姓・名の順で表記する国があるんだ」ということを理解し、記憶に残りやすいからね。

 

よって、テレビ局に座布団一枚!