昨日、隣町を車で走っていると、日本国の国旗「日の丸」が目に入ってきた。

 

 

「なんでこんな田舎町に日本の国旗が?」と不思議に思って車を止めてみると、そこは学校だった。セカンダリー・スクール(最近はハイ・スクールとも)と呼ばれる、中一から高三までの六学年が通う、オーストラリアでは一般的な中等教育機関(いわゆる中高)だ。ちなみに、この学校は公立校。

 

オーストラリア国旗(左端)や先住民アボリジニの旗(左から二番目)とともに、青空にはためいている日の丸。この学校では日本語を教えているのだろう。

 

そして、日の丸の横の赤と黄色の旗はスペインの国旗。この学校の外国語の授業は、日本語とスペイン語から選択するようだ。

 

しかし、普通は外国語を教えているからといって、その国の国旗を常に掲揚しているということはない。この学校はよほど外国語学習(またはそれを通じた異文化理解)に力を入れているのだと推測する。