ガソリンスタンドを日本で習うアメリカ英語でいうと、gas station (ガス・ステイション)。ここでの「ガス」は、「ガソリン」の略だ。
英国の影響が強いオーストラリアでは、ガソリンとは呼ばず「petrol(ペトロル)」と呼び、ガソリンスタンドのことは「ペトロル・ステイション」となる。
ちなみに、「ガス」といえば、「LPガス(LPG)」のことで「Liquefied Petroleum Gas」、つまり液化石油ガスのこと。日本ではプロパンガスと呼ぶ方が一般的かな?
このLPGは、日本ではタクシーや一部のトラックにしか使われていないと思うが、オーストラリアでは普通の乗用車にもLPG仕様のものがある。LPG専用車と、ガソリン車にLPGのタンクを後付けしてLPGとガソリンを併用できるようにしてある車の二種類で、私のは前者のLPG専用車だ。LPGはガソリンと比べて半額で済むところが良い。
ところで、こちらのガソリンスタンドは、日本のとは違ってコンビニのような店が付いている。
物が買えたり、トイレが使えたりという、燃料を入れるだけじゃない「service(サーヴィス)」が受けられるから、service station (サーヴィス・ステイション)と呼ばれ、その略がこの記事の題名にある「servo (サーヴォ)」なのである。
【要約】
オーストラリアでガソリンスタンドのことを日本人で、
1.ガス・ステイションと呼ぶのは、オーストラリアに来て日が浅い人。
2.ペトロル・ステイションと呼ぶのは、オーストラリア歴そこそこの人。
3.サーヴォと呼ぶ人は現地に溶け込んでいる人。
というところかな。