20年以上前に友人から買ったソニーのミニコンポをオーストラリアに持って来て使っている。製品名は MHC-GT4。三連装CDプレーヤーとラジオチューナーとダブルカセットデッキが付いている。

 

かつては、CDからMDに録音したり、カセットの音源をMDに移してデジタル化したりと色々使い道があったが、ここ十年はMDプレーヤーを繋げるアンプとしてだけ使用している。こんな風に。

 

 

というのも、カセットからMDへの録音は全て終わったし、十年ちょい前から音楽はもうCDではなくFlacやMP3などの音楽ファイルで聴いていたから、ずっとアンプとしてしか使用していなかった。

 

だけど、先週、急にCDで聴きたくなったんだよね。それで、CDプレーヤーを使おうとしたんだけど、「開」ボタンを押してもCDのトレイが開かない、、、 モーター音はするんだけど、トレイはうんともすんとも言わない。

 

以前ならもうここであきらめていたんだろうけど、便利な世の中になったね!ネットで調べると原因がすぐ分かった!モーター音がするけど開かない場合は、 トレイを開閉するメカのウレタンのゴムベルトが、加水分解により、伸びたり切れたりしてしまっているということだった。

 

 

なので、早速コンポの外枠を外してみたのだが、今度はゴムベルトの位置が分からない。この黒いやつの下にあるんだろうけど、これの外し方が分からない。困った。

 

 

しかし、今は21世紀だ。諦めずにグーグルやユーチューブで日本語と英語両方で検索し続けて、二日目にやっと似た機種の動画(英語)を発見。手動でのトレイの出し方が分かって、ようやく二箇所のゴムベルトの位置を見つけることが出来た。動画をアップしていたアメリカ人のおっさん、ありがとう!

 

問題のウレタンのゴムベルトは、左は切れ、右はなんと溶けていた(根元が黒いのはそのため)。

 

さて、それから直したんだけど、手元にウレタンのものが無かったので、輪ゴムで応急処置して開閉ボタンを押す。すると、、、、、ヤッター!ちゃんとトレイが出てきた!

 

あとはちゃんとしたウレタンのゴムベルトを手に入れるだけだ。イーベイで探すとするかな。