皆さんは、私がアメリカへ「留学した」と聞いて何を連想する?英語を勉強しに行った?

 

いや、違う。それは「語学留学」だよ。

 

私のは「学位留学」。アメリカで英語学んだのではなく、英語学んだんだよ。

 

まだ日本に住んでいるうちにTOEFL(トーフル)で550点を取り、アメリカの大学への入学を許された後は、アメリカ本土でアメリカ人と机を並べて各科目を英語で勉強し、英語で試験を受け、英語でレポートを提出して単位を取得していった。

 

そして、三年次からは、二つの専攻分野を同時に主専攻(major = メジャー)とするダブルメジャー(double major)の学生として、心理学と経済学を学んだ。もちろん、どちらの科目の専門書は英語で書かれてあるもの。それらの英語書物を読み、英語で試験を受け、英語で小論文を書き、英語でアメリカ人と討論したりしながら、晴れて卒業して学士号を取得したというわけだ。

 

アメリカで生活していたわけだから日々の生活の中で新しい英単語や会話表現を学んでいったことには違いないが、、、、、「語学留学」ではなかったと理解していただけただろうか。