私はアメリカ本土の大学で学士号を取得し、日本に帰国後はアメリカ人だらけの職場で数年働き、その後オーストラリアにやって来て準修士号(教員免許)を取り、こちらの小中高で教えて19年になる。

 

各種英語能力試験に関しては以下の通り:

 

1)高校卒業後に「英検」準一級に合格。

2)アメリカの大学に入学するための「TOEFL(トーフル)」570点をクリア。

3)アメリカの大学を卒業後に「TOEIC (トーイック)」を受けたら900点突破。

4)オーストラリアのニューサウスウェールズ州で教員登録するのに必要な「PEAT(Professional English Assessment for Teachers=教員に必要な英語能力試験」の四技能(読む、聞く、書く、話す)全てを一発合格。

5)オーストラリアの永住権申請時に「IELTS (アイエルツ)」を受験し、8を獲得。

 

各試験の換算表はこちらニュージーランド留学センター【こちらをクリック】より拝借。

 

最後に受けた試験は5番目の「アイエルツ」で、2001年のこと。あれからもう20年近くになる。その間ずっと私以外オーストラリア人という職場環境で生活してきた。仕事からは教育関連の用語、医者にかかると医療用語、武道(柔道・空手)の稽古からは筋肉の動きなどを的確に説明するための語彙、そして同僚や友人との交流からはオーストラリア独特の俗語の類もたくさん覚えてきた。

 

今では英語で冗談も言えるし、英語で夢を見ることもあるし、オーストラリア人(大人)が書いた英文の文法やスペルチェックをお願いされることもある。また、日本の出版社のDVDの海外向けの英語字幕を作ったり、本を英語に翻訳したりもしてきた。

 

それに、前にも書いたけど、大学時代のアメリカ人の友人に19年ぶりに会った時、「お前、英会話が上達したなあ。今や俺たちネイティブと変わらないじゃないか!」としみじみ言われたよ。

 

そんな私であるが、実は、中三から高二までは英語という科目に興味がなく全然勉強していなかったので赤点ぎりぎりだった。その話はまた明日。