1995年7月17日は忘れることが出来ない。

 

音楽史上世界最高にして最強のロックバンド、The Kinks(ザ・キンクス)のライヴを、ワシントンDCのあまり大きくない会場の最前列で観た日だ。

 

あの1995年夏の北米ツアーのアメリカ東海岸の各会場は3000人規模だったんだけど、このワシントン公演だけは全席立ち見で900人入れば満員になる、The Bayou (ザ・バイユー)とライヴハウスだった。

 

しかも、公演の僅か二日前に追加発表された、シークレットギグとでもいうべきものだった。当時アメリカにはすでにインターネットがあり、私も大学からもらったメールアドレスで、ザ・キンクスのファン達がやっていたメールリストに登録しており、そこから情報を得ることが出来たんだ。

 

大学の授業の後、バスで三時間かけてワシントンへ行って、コンサート後は深夜バスでとんぼ返り。家に着いたのは午前四時ぐらいだったと記憶している。

 

 

昨日、ユーチューブであの日のコンサートの音源を見つけて、飛び上がるほど嬉しかったよ!

 

リードギタリストでロックギターの神様 Dave Davies(デイヴ・デイヴィス)が、セットリストに入っていなかった名曲「Death Of A Clown(デス・オヴ・ア・クラウン)」を、私のリクエストで歌うところもバッチリ収録されているからだ。35分54秒のところで、ヴォーカルのRay Davies(レイ・デイヴィス)が、私が舞台上に投げたリクエスト曲を書いた紙皿を読みながら、デイヴに歌うように言っている。【こちらをクリック