Fair dinkum(フェア・ディンカム)という口語表現がある。男性に使われることが多い(おいい)豪州表現だ。

 

意味は、基本的にreally(リアリー)と同じで、訳すと、「ホンマに?!」「マジで?!」「嘘じゃろ?!」みたいな感じ。

 

【使用例1】

人物A: 宝くじが当たった。

人物B: Fair dinkum (マジで)?!

 

また、肯定文でも使われる。

【使用例2】

人物A: それって嘘に聞こえるなぁ。

人物B: It is a fair dinkum story(ホンマの話しっちゃ!).

 

オーストラリア独特の言葉でスラングに近いが、使用例2の肯定文は、選挙時の党首討論というかしこまった場でも使われる。これは、オーストラリアの国民に向けて、「オーストラリア人としてのアイデンティティをアピールし、親しみやすさを出して票に繋げる」という狙いがあるのだと思っている。