私は、基本的に、The Kinks(ザ・キンクス)を頂点とする洋楽が好きである。もっと詳しくいうと、1950年代のアメリカのロックンロールと、それに影響を受けている1960年代のブリティッシュロックを主に聴いている。もちろん、音楽的に同じ系統のアーティストであれば、最近であっても好きになる。

 

では、日本の歌を全然聴かないのかというと、そうではない。ただ、中高生の頃との違いは、昔は日本のロックをよく聴いていた。タイトルが英語であったり、歌詞に英語の文が入っていたりするとカッコよく思えて、聴いていた。洋楽を聴くようになったのも、当時好きだった日本のロックミュージシャンたちのラジオやインタビューで、「影響を受けた」とか言っていた外国人アーティストから入っていった。

 

現在の私は、中高生の頃に聴いていた英語混じりの日本のロックを聴くことはほとんどない。タイトルが英語とか、日本語の歌詞にちょこっと英語の文が混じっているということをダサく思っているからだ。今よく聴くのは、昭和の歌謡曲の名曲とか、とにかく日本語のもの。例えばこれ