Human On The Inside(ヒューマン・オン・ジ・インサイド)という曲がある。オリジナルは、以前紹介したオーストラリアのバンド、Divinyls(ディヴァイナルズ)が1996年に発表した。曲を書いたのは、ディヴァイナルズのMark McEntee(マーク・マクエンティー)とアメリカ人ソングライターのShelly Peiken(シェリー・ペイキン)で、プロデュースしたのはディヴァイナルズのドラマーのCharley Drayton(チャーリー・ドレイトン)

1999年には、Chrissie Hynde(クリッスィー・ハインド、日本での表記はクリッシ―)が率いるThe Pretenders(ザ・プリテンダーズ)がカバーした。このヴァージョンは題名が「Human(ヒューマン)」と短くされたのだが、イギリス映画「Saving Grace(セイヴィング・グレイス)」や、アメリカのドラマ「Charmed(チャームド)」の中で使用された。曲調は、オリジナルよりテンポが速くてポップに仕上がっている。

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どちらも良いのだが、私は、どちらかというとディヴァイナルズのヴァージョンの方が好きだ。この曲のテーマは「別れによる傷心」なので、Chrissy Amphlett(クリッスィー・アンフレット)の気だるい歌い方の方が合っていると思う。要所要所で入ってくるマークのギターも「泣きのギター」のようだしね。

みんなはどっちが好き???

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