皆様、いかがお過ごしでしょうか。
相変わらず毎日とても暑いですね。
来週は火曜日や水曜日に台風10号が上陸するとか…。
気をつけていきましょうね。


私事ながら8/17(土)にXに投稿をさせていただいたのですが、父が8/15(木)に他界をいたしました。


心のこもったお悔やみの言葉をかけてくださった皆様、ありがとうございました。言葉をかけずとも気にかけてくださった方々にも、本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。


おとといの8/22(木)に、火葬式という形で、父を送ってきました。
通夜や告別式はせず、お坊さんも呼ばず、父が安置されているセレモニーハウスで1時間ほどお別れの時間を設け、その後火葬場へ移動するというスタイルでした。


物心がついた時から何度も「俺が死んでもお前らに一切カネは遺さない、姪っ子たちにやる、もしくは使い切る、ざまあみろ」と言っていたとおり、保険も解約し、貯金もゼロ。借金だけ残し、弟が借金を肩代わりして払い、葬儀代は母と弟と私で3分割して払い。


どこまでも父らしかった、と弟や夫と話をしました。


父が生前色々やらかしてしまったことなどから参列される方がおらず、母も来ず、弟、私、夫の3人で見送ることに。
ですが当日、母方の親戚3人が「3人だけだなんて寂しいじゃない…!」と言ってわざわざ来てくださって。本当にありがたかったです。


父はエンバーミングをしてくださった方々にきれいにお化粧もしていただき、口元と目元に少し面影があるものの、暴君だったは面影は全くなくなり、仏様のような顔立ちとオーラで眠っていました。


業者さん曰く、「浄土真宗では亡くなられた方は旅をせず、すぐに極楽浄土へ行かれます」とのことで。ああ、父はもう極楽浄土へ行ったんだ、と思わせる姿になっていました。


暴君だった父でしたが、仏様のようになった父を見ながら、楽しかった思い出を気づけばかき集め、笑っていた父を何度も脳裏に浮かべたりして。


父と母が色々やらかして20年絶縁していた母方のいとこがいるんですけれど、ここ5年くらいでいとこと私で繋がることができ、大切に関係を紡いできたんです。


このいとこに父が他界したことをLINEし、生前の無礼非礼を「お詫びされるのも逆に嫌だろう」と思いながらなんとか言葉を絞り出してお詫びしたら、「ちっとも迷惑だったなんて、思っていないです。だからどうか、心を痛めないでね」と、優しいお言葉をお返事として送ってくれて。


私を思いやってくれて、過去のことを昇華させた言葉をかけてくれた、いとこの優しさ。涙が出る思いです。


「Horizon」という、イエローモンキーの曲があるんですけれど。この曲はギターの菊地英昭さんが作詞作曲をしまして。2016年に、英昭さんの実弟でありイエローモンキーのドラムの菊地英二さんの、このご兄弟のお父様が亡くなられて。


曲の中に、花火が出てくるんです。葬儀に参列したイエローモンキーのメンバーである吉井和哉さんと廣瀬洋一さん、そして菊地兄弟の計4人で、葬儀の日に開催されていた八王子花火大会の花火を遠くから見て。歌詞の中の打ち上げ花火は、この日4人で見た花火のことなんです。
なんか、この曲が、今、心に今まで以上に響いていて。
4人みたいに花火が見たいと思って、今日開催されている江戸川花火大会にひとりで行こうかなと思ったんですが、取りやめたんですけれど。

「外からなんて何もわからないさ 
そうだろう?
わからないさ」

「大丈夫 僕ら君の味方だよ 
そうさ いつも君の味方だよ」

という歌詞もこの曲にあるんです。
英昭さんが言うように、ほんと、外からなんて何もわからないですよね。
人が、どんな悲しみや苦しみや悩みを抱えているか。


なので、今回、父のことがあって、そして、ここのところHorizonを聴き続けてとても思ったのが、人に優しくしたい、っていうことで。


当事者会も無理しないで休んでください、と言ってくださる方もいらして、お心遣いがとてもありがたくて。
ですが、当事者会に来てくださることで、心が安らいだり軽くなったり楽しんだりしてくださる方がいらっしゃるなら、これからも開催していきたいと思っています。


私自身、皆さんにとてもお会いしたいですし。


10月の当事者会は忌中も明けますし、開催をいたします。ご都合がつくようでしたら、お越しくださいね。


長文になってしまい、申し訳ありません。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。