今月より生まれ変ったアメブロさんに新しいジャンルが出来たので、変更させてもらいました。
だって、この前までの『旅・アウトドア』ってのは少し僕の書いている内容と違っていると思ってて・・・

こちらの新ジャンルの方が少しは近いんじゃないかなぁ~なんて事で変更しましたでありますです。


ということで、『留学・ホームステイ』 ですね。
このメルボルンという地に降り立ったのが、かれこれもう9年前、
そう!あれは1月のやや曇りがかった風のある肌寒い日だった・・・

英語の『エ』の字もままならない、しかも海外の知識がまったくないハタチそこそこのコボウズだった私は期待を胸に(イヤ不安だらけだった気がする・・・) 日本を離れメルボルンという当時名前しか知らない街に着いたのだった。
一応留学という形だったので、業者さんにお願いして学校の手続きや、ホームステイ、旅行券の手配までやっていただいた。(今思うと無駄遣いだと痛感してます(苦笑))
初めての一人での海外、 飛行機乗るのだって慣れてなかった
もちろん入国審査の時に何を話していいかなんてまったく・・・
「一言英会話」なんていう本をつぶれるほど握り締めながら、
「さいとしーいんぐ」
とつぶやくように発声するのがやっとなへタレだった(笑)

何とか入国審査も無事に済んだのだが、次の関門が来るのを知らなかったのである。
そう、税関!!だったのだ・・・

一年ほど滞在する予定だったので、衣服はもちろんちゃんと食べれるか不安だったため
大量のレトルト、インスタント食品がスーツケースの中に潜んでいたのであった。
オーストラリアはかなり税関が厳しく、土のついた植物はもちろんの事、肉類、種、卵、処理されてない木製品(スキーの板、スノーボード、サーフボードなんかもコレに引っかかることが多いそうです。)許可されて無い薬(日本で市販の薬は殆ど大丈夫ですが)などといっぱいあります。

くどいようですが、何も知識の無いクソガキだった私はマンガやテレビドラマの様にスーツケースの上に乗ってやっと閉まるほどの荷物がスーツケースには詰め込んでおりました。
それ以外に背中にはパソコン、右肩にはドラムバック、左手には免税店で買ったタバコや酒類となんとも計画性の無い旅行者の格好でした。 そりゃ不信だったでしょう。 税関のおにーちゃんが丁寧に呼び止めてくれましたよ。(トホホ・・・)
あの時はとっても怖い言葉に聞こえましたねぇ~


『スーツケースの中を見せてください』

厳重に縛ったり結んだりしていた、今にもハチ切れんばかりのスーツケースを開きましたよ!!!
案の定何も怒られる物は無かったのですが・・・


どうしよう・・・閉まんない・・・



おにーちゃんも手伝ってくれたのですが閉めるのにおよそ10分はかかったでしょうね。
税関のおにーちゃんも『シマッタァ~』って顔してたもんなぁ~

それでやっとの事ゲートを出れたのだった・・・


つづく


ホームステイ派
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