学生時代にバイトしていた焼肉屋さんの
ママ(店主)は、韓国人で、ご結婚されて
在日していました。
怖いけど本当は優しい方で
なんのかんの3年間もバイト続けていました。
そのお店の常連さんの一人が
いつも来店されると注文するものがあります。
「ママ!いつものヤツ、カルビクッパ激辛ねっ!」
その人は、キャバクラ帰りに女の子を連れてきては
いつもカルビクッパ激辛を注文して言うのです。
「ママ、本場韓国の味はこれだよねっ!」
カルビクッパを辛くするというと方法はいくつか
あるのですが、決定的に辛くする方法となると
単純です。一味唐辛子を投入してガンガンに煮る。
汁物に入った一味唐辛子は熱が加わると
本気で辛くなります。
真っ赤になったカルビクッパを汗かきながら
食べて、その人は言います。
「ママ、本場韓国はこんなもんじゃないよねっ」
キャバクラの女の子たちは言います。
「うそー、ほんと辛そー!」
その反応が彼を満足させてしまっているのは
言うまでもありません(笑)
でも、ママはお店の裏に戻ってきたときに
ボソッとつぶやきました。
バカだね、韓国人だって
あんな辛いもの食べやしないよ・・
吹き出しそうなほど笑いました(爆)
そりゃそうだろ、いくらなんでもあの真っ赤なスープは
すでに食べ物の域を超えてるでしょう。
つい2日前のことです。
東京に研修に行った先で、会社の社長と常務と
一緒にスンドゥブのお店に行ったのですが
その名も「ドラゴン純豆腐」
スンドゥブって言えば、あれですよね
ちょい辛いスープにお豆腐が入ってるあれですよね。
辛さが選べるようになっていたのですが
①辛~③辛まであって
社長が店員に③辛ってどのくらい辛いのか聞くと
「ほんとに辛いです、普通の①辛でも結構辛いですよ」
自分で①辛を注文しておきながら私が注文する順番に
なると、社長はうれしそうにこちらを見ています。
「なあ、いけよ③辛!」
社会人たるもの、この場面でいかないわけには・・
「③辛でお願いします(涙)」
先に来た①辛のスープでさえかなり赤いです。
ついに来てしまいました、③辛。
見た目のスープの赤さはあまり変わりません。
これはそんなに辛いわけじゃないのでは
と思い、多少の警戒をしながら食べてみると
辛くないんです・・
通り越して、痛いんです(涙)
舌に刺すような刺激。
喉を通る際の熱さというのでしょうか
とにかく味という感触ではありませんでした。
瞬時に学生時代にバイトしていたお店の
あのお客さんのことが脳裏をよぎり
あの人、こんなもん食ってたんだ・・って思いました。
念の為、追記しておきます。
ものすごく辛かったのは最初だけで
辛さって慣れるんですよね。
セットで付けてくれるご飯と一緒に美味しく
いただきました。ほんとに美味しかったです。
あとで調べたら、何店舗もあるチェーン店なんですね。
ドリンクもマッコリ系のいろんなものがあって
なかなかいいお店でした。
次の日、お腹の調子が悪かったのは
言うまでもありません。
「適度」という言葉を忘れてはいけないと再確認。
辛いの苦手ではないとはいえ
さすがに辛かったですね。
みなさんは辛いの好きですか?