「仕事ができない人の給料は誰が払っていると思う?」


これは漫画「バンビーノ」の中でレストランで働く半人前の主人公が


勤務先の経営者(正確には経営者の娘)から言われていたセリフです。


ちょっと言葉は違ったかもしれませんが、非情なほど厳しい質問でした。


経営者の答えはこうでした。




「仕事の出来ない人の給料は、仕事が出来る人が払っているのよ。」




 これは厳しいです。初めてこの場面を漫画で読んだ時に


凍りつきそうな心臓をイメージしました。


自分なりに一生懸命仕事しているつもりですが


会社のみんなを養っているなどと言えるほど業績はありません。


また、もし業績があったとしても、そんなことは口にできませんよ。


ビッグマウスで半分冗談で言うならまだしも、真顔で言ってしまうようでは


人間としていささか難があると言わざるを得ないでしょう。


まあ、個人の意見ですので、必ずしもそうではないかもしれませんが。



 残念なことに、自分の会社の社員に、そんなことを口走った者が


いることが判明し、話しを聞いた瞬間、なんだかどっと疲れました。


個人の意見なので押し付けるつもりはありませんが


そんなことを言われた人は、どう思うでしょう。


快く思う人はまず100%いないでしょう。


その程度の簡単なことが察せないようでは


仕事もたかが知れています。押して知るべしです。


 

 普段から思わされることに、どうしてこんな一般的な常識が


わからない人がいるんだろうと思ったりするのですが


自分の考えていることが常識ではないってことに


その度に気づかされます。


何をもって常識とするのか、何をもって一般的というのか


とても難しいところではありますが


少なくとも、周りの人を不愉快にさせないようにくらいのことは


気を配っていきたいですね。



 「バンビーノ」の中ではこんなことも描かれていました。


「まずは言われたことを言われたとおりにちゃんとする」


こんな当たり前のことができそうで、できないのが


昨今の世の中。まずは愚直に目の前のことをきちんと


こなしていきたいものです。