皮膚科学4 | アウセクリスのブログ

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こんにちはのアウセクリスのたけさんです。

 

今回はバリアゾーンについてです。

 

皮膚科学1で表皮は、基底層、有棘層、顆粒層、透明層、角質層の5層に分かれていると

いいましたが、

 

この5層、それぞれ、同じPHではありません。

 

角質層は、酸性なのですが、その下の透明層はアルカリ性、またその下の顆粒層は酸性、

そしてその下の有棘、基底層はアルカリ性といったように電解質的二重層ができています。

 

これをバリアゾーンといいます。

 

水は、H+とOH-でできているわけですが、酸性と酸性ははじきあいます。アルカリ性とアルカリ性

ははじきあいます。

 

すなわちH+は酸性の層にはじかれ、OH-はアルカリ性の層にはじかれてしまいます。このように

 

このバリアゾーンによって水分ははじかれ、肌に入ることができません。

 

私たちが、お風呂に入っても肌はスポンジのように水を吸いません。

 

ところが死ねばバリアゾーンが切れて水を吸います。

 

それはともかく当然、水溶性の成分も肌に入ることはできないわけです。

 

たとえばプラセンタ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、幹細胞培養液、成長因子などです。

 

ですから水溶性成分は、肌表面を包む保湿剤にすぎないわけです。

 

そこでバリアゾーンを突破するために、さまざまな機材が開発されてきましたし、バイオテクノロジーの分野では

リポソームテクノロジーというものが開発されてきたわけです。

 

このことからもわかるように肌は、角質、皮脂膜、そしてこのバリアゾーンという鉄壁のガードが敷かれています。

 

何度もいいますが肌の美しさとは、この鉄壁のガードができている状態を指すいわば機能美なのです。

 

ちなみに油溶性はどうなのかといえば、油は、皮脂腺から出てくる皮脂に溶けることによって皮脂腺から微量ながら

入っていくことができます。これを経皮吸収といいます。

 

経費吸収をするというのは薬事法によって化粧品では禁止されています。

 

しかし、実際に油溶性の成分が化粧品に配合できないかというとできるからややこしいのです。

 

たとえばビタミンE、それにコエンザイムQ10。植物の精油などがそうです。化粧品によく配合されてますよね。

 

しかし、化粧品会社は、真実を語ることができないのです。

 

ですから特にここの所は消費者個人個人が独自でよくお勉強するしかない部分かと思います。