金は4,474ドルで小幅高。日中は4,460〜4,488ドルと上下し、前日の米長期金利低下を受けて底堅く推移した。FRBの利上げ観測が後退するなか、金利低下とドル安が金を支える構図が続いている。
金は4,474ドルで+0.03%、4,460〜4,488ドルで推移
4日の東京市場では、金の小幅高と同時に日経平均が5営業日ぶりに反発した。前日の米株高に加え、米長期金利の低下を背景にAI・半導体関連へ買いが入り、日経平均は806円高の6万5,020円まで上昇した。大型株にも買いが広がった。
日経平均は+1.26%で65,020円、5営業日ぶりに反発
米長期金利の低下を起点に、東京市場ではAI・半導体関連への買いが強まった。前日まで4営業日続落していた反動もあり、日経平均は一時900円超まで上昇。金が底堅く推移する一方、株式市場でも金利低下を好感する動きが目立った。
ドル円は156.28円前後、大幅な円高水準で推移
ドル円は朝方に155円30銭近辺まで円高が進んだ後、ショートカバーで156円台へ戻した。日米金利差の縮小を意識した円買いは一巡しつつある。ただし、前日までの大幅な円高を受け、戻りは限定的だった。
原油は91.35ドルで-0.34%、前日の上昇から小反落
原油は91.24〜92.17ドルで推移し、前日に大きく上昇した反動もあって上値を抑えた。供給懸念は残るものの、この日は原油高によるインフレ懸念より米金利低下が市場を主導。原油と金の値動きにも違いが表れた。
金から見る今日の相場
今回の相場を金から見ると、焦点は地政学要因よりも米金融政策と金利に移っている。金は上昇を維持し、日経平均はハイテク株を中心に反発、ドル円は円高水準で推移した。資産間の動きが金利低下を軸に連動していることが確認できる。
今夜の注目は米8月雇用統計
今夜は米8月雇用統計が発表される。市場予想は非農業部門雇用者数5万6,000人増、失業率4.1%。結果次第でFRBの政策見通しや米金利、ドル、金の値動きが大きく変化する可能性がある。
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