金は4,141ドルの高値をつけた後、4,110ドルへ小反落した。原油が89ドル台へ一段高となりインフレ懸念が強まる中、日銀の早期利上げ観測から国内長期金利が上昇。地政学リスクによる有事の買いよりも、金利上昇という逆風が優勢になった構図だ。金の頭打ちは、市場の関心が地政学から金利へ移りつつあることを示している。
金は4,110ドルで-0.46%、4,102〜4,141ドルで小反落
前日に続き一時4,141ドルまで買われたが、高値では利益確定売りに押された。原油高がインフレ圧力を強め、日米ともに金利上昇観測が高まったことが金利のつかない金には逆風に。ただ下値は4,102ドルで限定的で、中東情勢の緊迫が続く限り安全資産需要は根強い。4,100ドル台の維持が上昇トレンド継続の分水嶺となる。
日経平均は+0.46%で66,422円、反発で上げ幅307円
米AI関連の設備投資拡大が相次いで伝わり、AI・半導体関連に買いが優勢となった。韓国KOSPIの4%超上昇も追い風に、一時900円超上昇。ただ原油高によるインフレ圧力から国内長期金利が上昇し、株式の割高感が意識されて伸び悩んだ。TOPIXは3日続伸したものの、一部の半導体株には上値の重さが目立ち始めている。
ドル円は163.11円と小幅高、163円台で方向感乏しい
本日の値幅は15銭程度と極めて狭く、163.10円を挟んだもみ合いに終始した。中東情勢を背景とした「有事のドル買い」が下支えとなる一方、介入警戒が上値を抑える。片山財務相は「必要あれば果断に行動する」と改めて述べたが反応は限定的。原油高による貿易収支悪化懸念が構造的な円売り圧力として残る。
原油は89.15ドルで+3.10%、87.32〜89.63ドルで一段高
5営業日続伸となり、一時89.63ドルまで上昇。米イランの軍事的緊張が一段と高まるとの警戒から、供給停滞の長期化が意識された。90ドルの節目が視野に入り、日本にとってはエネルギー輸入コスト増が企業業績と家計を圧迫。インフレ再燃を通じて日銀の早期利上げ観測を強め、債券相場の下落(金利上昇)にもつながっている。
- - - - -
▶ Aurra Marketsとは
アクティブトレーダーのために設計された取引環境を提供するCFDブローカーです。ティア1流動性プロバイダーへの直接接続による透明性の高い約定。MT5対応、最速12msの約定スピード。Essential・Standard・ECNの3口座から選択可能。暗号資産・法定通貨での入出金に対応しています。
詳しくは公式サイトをご確認ください → https://www.aurra.markets/ja-jp
▶ 最新情報はX(@aurra_jp)で毎日更新中 → https://x.com/aurra_jp
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。すべての取引にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
- 前ページ
- 次ページ
