【積込方法】
①製油所に到着
・関東の場合は、川崎JXTG、水江シェル、大東横浜、橋本横浜、千葉丸紅、三愛八潮などがあります。メインはJXTGとシェル。



②会社から受けたオーダーを確認する。
配送先:〇〇石油・神奈川東SS
オーダー:RG10K、HG2K、GO4K、KE8K(24K車の場合)

・RG:レギュラー(並)
・HG:ハイオク(高)
・GO:軽油(軽)
・KE(WK):灯油(灯)

③オーダーを元に製油所のコンピューター、ICカードを使いハッチ割を登録します。
・タンクローリーには4〜8マスの部屋があり、そのマスのどこに何を積むかを設定します。それをハッチ割と言います。


④積み場に移動し、ベイと呼ばれるレーンに停車する。レーンごとに、前方から何が積めるか看板で記載されています。


10レーンの場合、前からハイオク、レギュラー、軽油、軽油の順番でローディングアームと呼ばれる配管が設置されています。
地面には、色分けされた〇印のドットがあり、それにタンクの中心を合わせて停車します。

・油種看板・ドットの色分け
赤色:レギュラー
黄色:ハイオク
緑色:軽油
青色:灯油
※色分けは製油所によりますが、基本は上記です。


⑤停車後、輪止め、落下防止ハーネス・保護メガネ・ゴム手着用、安全確認用のマグネットシートを運転席側のドアに貼り付け、静電気による爆発・火災防止でアースを取り付けます。


⑥レーンに設置されたコンピュータに向かい、ハッチ割り設定で使ったICカードをかざします。その後、画面を見ながらハッチ割を再確認します。


⑦階段を登り、スイングステージを下ろし、ハーネスを設備につなぎます。


⑧シャッターコックを閉めて、万が一オーバーフローや、油をこぼしても地面に漏洩しないようにします。


⑨各ハッチ(マス・部屋)の底弁バルブが閉まっていることを触れながら再確認をして、ハッチのマンホールを開けます。
※底弁バルブが開いていると配管内に漏油し、コンタミの原因になります。


⑩ハッチ割をした通りに油種クリップを底弁バルブにつける。中にはマンホールのふちに付ける人もいますが、コンタミ(混油のこと。軽油タンクにレギュラーを流すなど。)防止で底弁や、ハッチ開閉ハンドルに付けることをオススメします。

11.パージ用のローディングアームで気体回収をします。
前荷が第一石油類だったハッチに、第二石油類を積む場合、爆発防止のためにパージ(気体回収)をします。前荷が第二石油類で第一石油類を積む場合、または同石油類を積む場合はパージの必要はありません。


12. 積込開始
・先に第二石油類の軽灯油から積み、次に第一石油類のガソリンを積みます。
同類の場合は、同時積みができます。
積込時には、油で手やハッチのフタが汚れるため、必ずゴム手とタオルウエスを使いましょう。
※タオルウエスはたくさん使います。私は3kg/2,000円のタオルウエスを大量購入していました。メリヤウエスは吸収性が悪いのでオススメしません。



13.ハッチのフタのハンドルを閉めたか、底弁バルブが閉まっているか、ローディングアームを所定の位置に戻したかを再確認し、最後にシャッターコックを開け、ハーネス、アース、輪止めを外し、安全のために指差し呼称を行い、周辺確認後
、発車します。


これで積込完了!!
安全に目的地に向かいましょう。次回は、荷卸し方法を綴ります。