可笑しな話し4・・・梯子が木に登る・・・・
家の周りには{やちだもの苗木}を植えた。四十年後には背が高く風除けにもなった。
裏には離れて一軒の家がある。夏と秋は沢山の木でその家が見えない。雪解けの花畑を散歩していた時、背の高い木が枝を切られ梯子が太いロープで結ばれていた。長い梯子の隣にもう一本の木にも、少し短い梯子が縛られていた。どうしてこんなことをするのだろう。
承諾の電話も寄こさないで勝手に枝を切るなどと可笑しい。
電話を掛ける。
「何が悪いの。梯子の置く場所ないもの仕方ないしょヤー」
「木から梯子を取って下さい」
「そしたら梯子をどうすればいい?」(耳から受話器を離す)
「自分で考えて下さい。それより早く取って下さい」
[分かりました(怒鳴り声)]
夕方行って見る。まだそのまま。
再び電話。
「うるさい! 取ればいんでしょ。取れば」電話が切れる。
次の日には梯子は無かったが太いロープがそのまま。
再び電話「ロープも取って下さい」
「うるさい!!!!」電話が切れた。
・・・…変な世の中・・・・