明日からアブダビへ行きます。
日本代表のエキスパート(専門家:競技課題や評価を行う)として、です。
2年に1度、技能五輪国際大会というのが世界のどこかで開かれています。
様々な職種の技術を競うことでその発展を目的としている大会です。
今年はその2年に1度の大会の年。
私はグラフィックデザイン職種に参加します。
遡ると、私は高校からグラフィックデザイン科で、短大もそうでした。
もう20年も前の話です(笑)
短大時の恩師が、これまでこの国際大会のエキスパートを務めていましたが、昨年体調をくずされてしまい、どうしても代理が必要となったという経緯で私のところにこの話がやってきました。
この話を持ちかけられたのは昨年末。
どうしようかとかなり悩みました。
信頼している人にも相談しました。
私はやりたいことがあってフリーランスになったけど、
この話をうけると、やりたいことができなくなるかもしれないと。
かなり葛藤を繰り返して、たどり着いたのは
「経験は資本なり」ということ。
どんなことであっても、
経験することは自分の人生にとってマイナスになることは殆どないでしょう。
まぁ、借金や犯罪などの経験はひょっとするとマイナスになるかもしれませんが。。。
そこを外した経験ということです。
私という人生は1度きり。
どこかにもっとやりたいと思っている人がいるかもしれないし
もっと適任者がいるかもしれない。
だけど、今、私のところにこの話がきたのは経験するチャンスだ!
この話を受けることで、自分の時間が削がれることは承知の上。
80年の人生で1年くらい、そんな経験をする時間があってもいいじゃないか。
そんな考えにたどり着いて、この話を受けることにしました。
今年の3月から正式に就任し、
7ヶ月の間、韓国へ合宿に行ったり、委員会に出たり、選手の訓練をしたり
講習を受けたり、自分自身も改めて学んだり。
途中、投げ出したい時もありました。
けど、一度受けたことは、結果がどうであれ最後までやりぬかなければ、
ここにかけたもの全てが無駄になるという思いだけで乗り越えてきました(笑)
ロンドン留学時にも似たようなことを経験したなぁと、今思い出しました。
ロンドンにいた時も渡航して3ヶ月で人生初のインフルエンザから間質性肺炎になり、
帰国したい気持ちでいっぱいでした。
大きな公園から見る、広い空に飛ぶいくつもの飛行機を眺めながら帰りたいと思ったのを覚えています。
ですが、その時も私は何かを身につけて帰らないと、ここまで来た意味がないと思いとどまり、語学学校のカリキュラムを1年かけて修了することができました。
ただ住んでいただけで、英語はいまだにあまりできません(笑)
ですが、その留学経験というところから、いろんな人と繋がったり、こうして国際大会に参加するチャンスがやってきたりとしたわけですから、今回、どんな結果であっても、参加したことに対しての何かがこの後きっとあるのでしょう。
今回は通訳者がいるので少し気が楽です(笑)
世界のグラフィックデザインの技術がどんなものなのか
この目で確かめてきたいと思います。
こんなチャンスをくれた恩師、
こんな私についてきてくれたチーム、選手、
背中を押してくれた人、
場所を提供してくれた学校、
費用面で面倒をみていただいた会社さま、
仕事面でご面倒かけてしまった企業さま、
みなさまに心からお礼申し上げます。
では、がんばってきます〜!
ぜひ、日本からいい結果が残せるように祈っていてください!


