序章では、このブログで使用している「複利」の言葉の意味しか説明しませんでしたので今回は具体的な内容について説明します。
その前に、「単利」の意味ですが、一般的な賭け方を、「1レース単位で利益を得る」という意味でちょっと強引ですが、複利と比較するために単利と呼んでみました。
このブログでは、追い上げ法により、ぼろ儲けを目標としていますが、複利という理論は、追い上げ法の概念を変える革命的な理論となると考えています。
追い上げを行う上において、複利のメリットは、
1.投資額(賭金)を低く抑える
2.収益見込みを立てて、資金を計画的に運用できる
ことが挙げられます。
まず「1.投資額(賭金)低く抑える」ことについて、オッズ10倍の馬券を購入して、10,000円の収益を得る時の賭金を例にして、「複利」と「単利(従来の追い上げ法)」の違いについて説明します。
オッズ10倍の時の的中確率は、便宜上胴元の取り分をゼロとすると、おおよそ、10レースに1回的中することになります。(参考までに、2017年のJRAのレースの4番人気の馬の平均オッズは9.4倍で3,431レースで的中回数は、309回で11レースに1回の的中となっています。)
10レースに1回の的中確率では、3レース目に的中することもあれば、7レース目に的中したり、的中はランダムに発生するはずですが、複利と単利の違いをわかりやすく説明するため、1レース目から9レース目まで外れて、10レース目に的中したと仮定して、それぞれの賭金を比較してみます。
まず、単利(従来の追い上げ法)の場合の賭金を計算します。
オッズ10倍の馬券を購入して、10,000円の収益を得るための賭金は、
賭金=10,000円÷(10倍−1)=1,111.11…
=1,200円 となります。
次に、1レース目に外れた時、2レース目の賭金は、1レース目の損失を取り戻す必要があるため、1レース目の賭金1,200円を加算して、
賭金=(10,000円+1,200円)÷(10倍−1)=1,244.44…
=1,300円 となります。
同様にして計算していくと、10レース目の賭金は、3,000円となり、
1レースから10レースまでの賭金の合計は、19,600円となります。
なお、収益は、配当30,000円−19,600円=10,400円です。
次に、複利における賭金を計算します。
複利は、「一度の的中で複数回分のレースの利益を得る」ということから、
10レース目に的中して10,000円の収益を得るためには、
10,000円÷10レース=1,000円
となり、1レース当たり1,000円の収益を得ればよいことになります。
そして、1レース毎に1,000円づつ儲かるように賭金を増やしていきます。
そうすると、1回目の賭金は、
賭金=1,000円÷(10倍−1)=111.11…
=200円 となります。
1レース目に外れた時、2レース目の賭金は、
賭金=(1,000円+1,000円+200円)÷(10倍−1)=244.44…
=300円 となります。
このようにして、nレース目の賭金は、
賭金=(1,000円×n+(n-1)レース目までの賭金)÷(10倍−1)
となります。
よって、10レース目の賭金は、2,000円となり、
1レースから10レースまでの賭金の合計は、9,600円となります。
なお、収益は、配当20,000円−9,600円=10,400円です。
つまり複利という賭け方は、同じ収益を得たにも関わらず、従来の追い上げ法よりも賭金が半分以下で済むという、魔法のような方法です。
これらを比較した表1を下記に示します。
表1
さらに、魔法は続きます。
ところで、実際のレースでは、常に10回に1回的中するとは限らず、連続で的中することもあれば、何十回も的中しないこともあります。
このため、19レース外れ続けて20レース目に的中した時の賭金について下表2に示します。
表2
上記の表2から、複利は1レース毎に収益を増やしていくので、20レース目には、1,000円×20レース=20,000円(実際は20,400円)の収益を得ることができることがわかります。、
さらに賭金の合計は、55,600円となり、20,000円少なくなっています。
一方、単利(通常の追い上げ法)では、20レース目でも10,400円の収益しか得ることができず、賭金の合計も複利より20,000円も高くなっています。
また、複利のように20,000円の収益を得ようとすると、147,000円ほどの賭金が必要になります。(この金額は、競馬革命アプリの「賭金の見積もり」から確認することができます。)
結論として、複利という理論は、従来の追い上げ法の概念を打ち破る革命的な理論であるといえます。
以下、次章に続きます。
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