改めて 感じる今日この頃です
今回の 「ゴッホ展」 は
ゴッホが
従来の絵画技法を独学で習得しながら
自らの技法を生み出していく流れを 時系列で鑑賞できます
その時々に影響を受けた画家の絵と見比べることもでき
贅沢な展示会です
画家を目指して あらゆる人から
技法や 色彩学を 一生懸命学んでいる時代の絵を
多く展示しています
そのひとつの シャルル・ブランの 「素描技法事典」
が 展示されています
中を観てみたいぃ~~
色彩の12色相環 もありました
ゴッホといえば 「ひまわり」 のような
あの独特な筆致の絵は たくさんはありません
ただ 版画 素描がとてもエネルギッシュ。
いままで観たことのない作風もありました
それと
ピサロや モネ シスレー などなどの絵が
同時に観られるなんてラッキーです
今回 ロートレックの点描画をはじめて観られて
すごく興奮しました。
中学生の頃 スーラの点描画を真似たことを思い出しました
今回は
オランダのファン・ゴッホ美術館と
クレラー=ミュラー美術館のコレクション
「種まくひと」も ひと味違う構図のものが展示されていました
ゴッホならではの うねるような筆致の絵を もう少し観たかったです
サン・レミのカトリック精神療養院「サン・ポール」に入院していた時期の
「糸杉」 「星月夜」 や
一緒に ひまわりの絵もあれば とても贅沢な展覧会だったろうな~
もう一つ目玉は
「アルルの寝室」 を 実物大で再現
ゴーギャンには 角部屋の部屋を用意していて
ゴッホの嬉しい気持ちが 痛いほどわかるね (セツナイ)
ゴーギャンは 弟のテオのお金が目当てだったと言われてる
この 「アルルの寝室」 は オルセー美術館で観たのだけど
こちらが最初に描かれた絵だそうで
オルセーのは ゴッホ自身が複製したらしい
でも 壁に掛けた絵はそれぞれ違うものを描いているのが楽しい
オルセー美術館へは 当時パリに住んでいた あこがれの男性に
連れて行ってもらいました。
彼はミッテラン大統領も来たという フランス料理店でチーフとして働いてて
一緒にオルセーやら ノートルダムやら あちらこちらを案内してくれました
青春のしあわせなオモイデです
この時一緒に観たのが 「アルルの寝室」
この絵の前で ひとしきりゴッホの話を しました
彼は にこにこして 「ふんふん」 ってうなずいてくれてました
彼はゴーギャンが好きだったのだけど その時貸し出し中で
ゴーギャンのスペースが 空っぽだった
こういう事もあるので 海外の美術館へ行くときは 下調べが必要です
昨年 ドイツで発表された
耳を切り落としたのは ゴーギャンだという新説
びっくりですね~。
わたしは昔から ゴーギャンがあまり好きではないのです
なので 絵にもあまり惹かれません
ゴッホとゴーギャン
わたしの大好きなゴッホと
ゴーギャンが大好きな彼
二人の間に流れる 見えない川の存在に
少し胸がきゅんとなりました
銃で撃ったあと 自力で家に戻り
そのあと2日息があったそう
最後は 弟テオに見守られあの世へ戻っていった
ゴッホの後を追うように テオも亡くなる
二人はツインソウルだったのかもしれないな
ゴーギャンの人生も本で読みましたが
ゴッホへの思いは死ぬまで心の奥底にあったようですね
絵を鑑賞するという事は
その人物の 人生を追体験していくことでもありますね
そうして はじめて
120年以上の間 持ち続けている 絵のパワーを
心の奥底に感じることができるのだと思います
「アイリス」の黄色は
黄金色に輝いていました

おみやげは オモイデの 「アルルの寝室」 のメモにしました

「ぼくは100年後の人々にも、
生きているかの如く見える肖像画を描いてみたい」
その通りになりましたよ

ありがとう
