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    今日は、オーラソーマボトルは36番「チャリティー」をおきます。
    イギリスに留学して迎えた初めての12月の日々、台湾人の友だちと、
    ラジオをつけながら、二人で手仕事をしていました。
    突然友だちは、手を止めて、「ラジオから、一日中チャリティーって
    聞こえてくるのよ、イギリス人はチャリティーが好きね」といいました。
    
     アファメーションは、「わたしは『人生のチャレンジ』を愛します」
     

  今年のわたしのお誕生日は、とってもうれしいものでした。
  薔薇好きなわたしに、友人が西武ドームで行われた
  「国際ばらとガーデニングショー」のチケットをプレゼントしてくれたのです。
  「秘密の花園」が設営されていて、とても評判になっていました。

  薔薇の花がきらいなひとがいるでしょうか?
  わたしは、花の中で薔薇がいちばん大好きです。
  たくさん花瓶にあると、その場所が豊かな雰囲気をかもしだすこと、
  1本で花瓶にあっても、凛とした美しさを保ち、華やぎを失わないからです。
  そして、もうひとつ・・・ 

  薔薇は、水揚げに失敗すると、すぐにしおれてしまいます。
  薔薇を買ったり、いただいたりすると、いつもどきどきしてしまいます。
  水揚げをよくするために、薔薇は切り口を火で焼かれたり、
  熱湯の中に入れられたりすることです。いつも、こころが痛みます。
  こんな花が、他にあるのでしょうか?
  とても人間的な花だと思います。
  わたしたちも、この世に生まれて苦しみや悲しみを避けることはできません。

  ベストセラーになった「ダ ヴィンチ コード」でも
  薔薇は、重要なメッセージをもっています。本当に神秘的です。。

  写真は、そのとき行った西部ドームで撮影した「秘密の花園」です。
  こどものころに、この小説を読んだ人なら、誰もが見たくなりますよね。
  もうわくわくしながら、友人とふたりで行きました。
  わたしたちの期待は裏切られませんでした。
  人工的に作られたのに、まるで最初からこの庭があったようでした。
  イングリッシュ・ガーデンの雰囲気もうまく表現されていました。 
  作られた人たちの熱意と工夫が伝わってきました。

  小説「秘密の花園」の物語は、このように展開します。
  主人公のメアリは、生まれ育ったインド全域を襲った『大地震』のため
  イギリスに住む叔父のクレイブン伯爵の『迷路のような館』に預けられます。
  伯爵は、最愛の妻をなくした『悲しみ』から立ち直れず、
  息子コリンは父から省みられず、ベッドで毎日を過ごしています。
  そして、ある日彼女は、伯爵の妻であり、自分の母の双子の姉妹が愛した
  「『秘密』の花園」の鍵を見つけ、『すっかり荒れ果ててしまった庭』に入ります。
  迷路のような館から聞こえてきた泣き声を『探す』ことによって、
  病気のいとこのコリンに再会し、秘密の花園に誘います。
  歩けなかったコリンはその花園を『よみがえらせる』ために働くことで、
  からだが丈夫になり、自分の足で歩けるようになります。
  そしてある日久しぶりに自宅に帰ったきた伯爵は、
  その花園から聞こえてくる笑い声に誘われて、
  息子のコリンと『喜びの再会』をするのです。

  何度少女のころに、この本を読んだでしょう。
  なにもわからずこころにしみこんだ、この物語は、
  イギリスの深い文化史のもとに生まれたことが、今ではわかります。
  少女のころに、わたしの魂は既に
  イギリスに引き寄せられ、いつかオーラソーマに出会う時を
  準備していたのかもしれません。

  そして、このとき「秘密の花園」に一緒に出かけた私の友人との、
  不思議な縁も、ここに秘密があるのかもしれないと思いました。
  
  わたしには36番のボトルは、まさにメアリそのものに思えます。
  このボトルは、ポジティブな側面に『強力なヒーラー』
  ネガティブな側面に『愛情が不足していたこども時代』を
  あらわしているからです。物語を、ボトルで初めて考えてみました。

  ボトルの写真は、いつもお世話になっている
  イメージメイキング・アカデミーのHPから転載しました。
  ありがとうございます。
  
・・・・・☆~昨日の記事を読まれた方に
    昨日は時間がなく書き忘れたことがあります。
    03年の聖夜に、この津和野カトリック教会で、
    3歳のときの保育園の担任の先生に再会したのです。