子供の頃から慣れ親しんだ昔ばなしを英語でも読めるようになると、より理解が深まります。あらかじめ内容が分かっているからこそ英語を勉強する際にとても効率的で定着度が高くなります。
そこで今回は英語でも日本の昔話を読めるように「桃太郎」をご紹介いたします。ぜひ英語学習のひとつとして参考にしてみてください。
・「The Peach Boy(桃太郎)」
Once upon a time, there lived an old couple in a small village.
(昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが小さな村に住んでいました。
One day the old wife was washing her clothes in the river when a huge peach came tumbling down the stream.
(ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃がどんぶらこっこ、どんぶらこっこと流れてきました。)
The old woman brought the peach home and cut it up to share with her husband.
(おばあさんは桃を家に持って帰り、おじいさんと食べようと割りました。)
To their great surprise, a healthy baby boy came right out of the peach!
(すると驚いたことに、元気な男の子がももから現われました。)
The old couple said, “Let’s name him Momotaro (Peach-boy) as he was born from a peach.”
(おじいさんとおばあさんは、「桃から生まれたから、桃太郎と名づけよう。」と言いました。)
They brought him up with love and care.
(おじいさんとおばあさんは桃太郎をたいせつに育てました。)
導入部分になりますが文法書では出てこないものもあるので文法の勉強に役立ちます。
いかがでしたでしょうか?
日本の昔話を英語にするのはニュアンスが難しかったり、書き言葉と話し言葉が混合しているため大変かもしれません。
しかしその分実際に使える英文を知ることができるので、おすすめの勉強法です。ぜひ一度チャレンジしてみてください。