皆さんは「認定ベビーシッター」という言葉をご存じでしょうか?
初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まずベビーシッターは依頼主のお宅に伺って、お子さんをお預かりするという、訪問型の保育サービスです。
また、ベビーシッターには、この資格が無ければならないという制限はありません。
しかしながらやはり家の中で子供の面倒を見てもらうため、信頼できる方に頼みたいと多くの方が思うかと思います。

近くに家族や知人がいて、子守をお願いすることができるのであれば信頼して子供を預けることができますが、
見ず知らずの人を自宅に招いて、大事な我が子を預けるとなるとなかなか安心して預けられないのではないでしょうか。
そんな不安を取り除くのが資格を持っているか否かということです。

公益社団法人全国保育サービス協会が在宅保育(個別保育)のプロとして、ベビーシッターの専門性の高い「認定ベビーシッター」の資格認定を行っています。

この 「認定ベビーシッター」資格の取得方法には2通りあります。

①協会が実施する研修会を受講し、認定試験を受験する方法

受験資格は満18歳以上で養成研修を受講し、修了証を有しているかつ研現任研修を受講し、修了証を有していることとなっています。
内容としてはベビーシッターとしての基礎的知識及び技術はもちろんのこと、家庭訪問保育の特性及び専門性を配慮し、ベビーシッターとしての専門的知識及び技術について研修の履修全般から出題します。また、実技試験はありません。
出題形式は選択式と記述式で90分の試験時間となっています。

②「認定ベビーシッター資格取得指定校」として協会が指定した保育士を養成する学校において、保育士資格取得のための指定科目のほかに「在宅保育」に関する科目を履修し単位を取得し、卒業(卒業見込みを含む)する方法

日本は他国に比べるとベビーシッターの普及率が悪くなっています。
都市部では待機児童問題が深刻化しているため、今後はベビーシッターを増やしていく必要があります。

ベビーシッターになりたいと思ってもやはり知識が乏しい無資格者よりしっかり認定ベビーシッターの資格を持っている方に頼みたいと思うので一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?