現在都市部では待機児童問題があり、頼れる身内も近くにいないという方はベビーシッターを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、日本では他国と比べるとベビーシッターの普及はまだまだという状況です。
そこで今回は、ベビーシッターの利用率が高いアメリカについてご紹介します。
アメリカは日本と比べても母親の就業率が昔から高く、ほとんどが共働きとなっています。
また、州によっては13歳以下の子供の一人行動を禁止しています。
どんな時でも1人で外出できないため、ベビーシッターの普及率が高くなっています。
また日本のような育児休暇制度がアメリカにはなく、医療費が高額ということもあり出産後もすぐ職場復帰しベビーシッターに子供を見てもらう人が多くいます。
アメリカでは子育は第三者に頼ることが当たり前であり、家庭をオープンにすることで、子どもの社会性やコミュニケーション能力が育まれると考えられています。日本とは違い、豊富な経験やスキルがないとできないというわけではなく、ハードルが低く挑戦しやすくなっています。
そして、結婚後も2人だけの時間を大切にしている夫婦が多く子供を預けてお出かけすることを周りも理解しているということも大きな要因です。日本は子供を置いて外出することを育児放棄と周りが口を出してしまうということもあるのではないでしょうか?
各家庭にそれぞれ事情があると思いますが、夫婦2人だけで子育てをしようとするのではなくいろんな方に頼ることは悪いことではありません。
しかし、なかなか信頼できるベビーシッターが見つからないということもあります。雇う側も雇われる側ももう少しハードルを下げて、信頼して我が子を預けることができるようになるといいですね。
現在日本でもベビーシッターのマッチングや派遣会社が出てきています。保証があるところもあるので一度試してみてはいかがでしょうか。
日本もアメリカのようにベビーシッターを気軽に頼める国になることができれば子育てもずいぶん楽になると思います。
社会全体で子育てをしやすい環境を整備し、少しでも少子化に歯止めがかかると日本の未来も明るくなります。
もっと暮らしやすい日本にみんなでしていくことが大切です!