本日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます。アラカンですが、結婚相談所での婚活で再婚しました。新婚生活や日々の思いや気づきを綴っております。

こんにちは。

夫婦で傷ついたハートのほころびを少しずつ繕い始めました。


アレコレと話し合いをするわけでもない夫婦なので

小さな事から少しずつ。

夫の好きなプリンを冷蔵庫に作って入れておいたりして。夫も私の好きそうなものを無言でダイニングの上においてたりして笑い泣き

ガンコなカップルです。


ぽつりぽつりと話し始め…


1ヶ月たち、やっと2人で一緒に出かける事になりました。


東京の西の方の美術館のチケットを頂いて。


私も夫も初めて行く場所です。

片道、電車で約1時間半ガーン


自宅から最短ルートで行く為の沿線を調べ


最寄りの駅までは車で、その後は電車で向かう事に

なりました。


最寄りの駅に向かう道はもちろん知らない道なのですが、電柱に貼られた道案内の看板が、しまってあった記憶を少しずつ揺らし始めました。


夫の運転する車は最寄駅に向かっているのに、その

看板の場所に向かっているかのような不思議な感覚に囚われました。

やがて私の視界の左側に、そこが見えました。

近くて遠い日、責任とか不安という名の重い思いを秘めたまま,母とそこへ向かった私。
強く握りしめた母の手の感触は今も忘れられず。

母はもうそこにはいないのに。
思い出してしまいました。

夫はとても不思議な人です。
その場所の話すらしたことがないのに、
私を思い出の場所に導く事がたまにある。
それは元々夫の行動エリアが私の思い出の場所に被っただけなのでしょうが、全く予測していないことだけに何かを感じずにはいられません。

この道はいつか来た道

何度も涙を隠して通った道でした。

お彼岸はセンチメンタルになりますね。

思い出を夫に語ったところで最寄りの駅に到着しました。

これから東京の西の方へ電車で向かいます。

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