東京の端から端まで~ | 「仔猫だらけだった日々」アーント・キャット

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保護猫活動も25年以上になり、最近は仔猫も減りました。

20日は前々から予定していた小学校時代の女子3人の会です。

 

まず橋本まで一人を迎えに行く。

その後高島平 J子さん宅へ~

という予定で、いろいろと準備。

 

まず反応の悪いリモコンキーの

電池交換をやり、

(年1回は必要な作業だとか。)

洗車をし、ガラスを内外清掃し、ガソリンの残量を確認。

くらいだけどもね。タイヤ交換も少し前にしたしー。

 

9時前に出て、途中子供の国駐車場への

祭日渋滞を危ぶみながらも無事通過でき、

比較的行き慣れているS子さんの自宅へ。

本道から横道に入る箇所が非常にムズイ。

細いし、斜めに入るし。今回は 向かいにトラックがいて、すれ違い難航だったが相手との

アイコンタクとゼスチャーで何とか譲り合いして突破!

この道のせいで、みんな車でくるのを渋るという噂のお住まいだ。

私も現場が近づくと毎回緊張する、

"極の細道" 

 

私の車はツーシーターなのだが、トランクが無いというのを買ってから知った代物。

 

なので、S子さんが焼いたというケーキや、

お花などはお膝の上になる。彼女は緑内障で、運転も止め、最近腰を痛めて杖が欠かせない。

そんな人を遠い駅まで階段を上り下りさせるのは心配だから、

私が強制的に迎えに行くことを

主張したのだが、いかにも狭い!

現地多摩境までは通常より早く1時間できた

のに、それからが長くって・・・・。

途中、「トイレ行きたい」とか言われたり、

もうね2時近くに到着。

朝も飲まず食わずだった私に待っていたのは

豪華なお弁当☆

左下のウナギご飯のほかは、

すべてかわいいおかず~半分も食べられず。

2段を重ねて夫へのお土産にする。

 

この部屋の主 J子さんは服飾作家で、

オンリーワンの服をたくさん作って発表している。

すべて個性的な服なのでハマル人にはハマる。

「これと、これと、これ」みたいな買い方をする大金持ちの顧客もいるそうだ。

そのお金をもっと他にも使え!と言いたい

気持ちが喉元まで上がってきてしまいます。

 

古着の刺し子を取り入れた服が多いのです。

裏地も凝っていて、私にはむしろ裏返して

着た方が似合うという意見多し。

 

 

 

 

例えば上の右にある白っぽいジャケットのアップは入念な刺し子です。

微妙に糸の色を変えて円形を連続で刺してある。色を変えたのは糸が足りなくなって仕方なくかもしれない、昔の生地なんです。

 

丸く挿すのはとても難しいそうです。

(なんかわかる)

しかも生地全体をその技法で埋めてある。

1個の丸の大きさは、直径7cmくらいです。

気が遠くなるような作業。

             下矢印

 

 

今回は5月の発表会に備えてのブロック染めと、

彼女の永遠のテーマである、刺し子を使った服です。

 

ブロック染めも柄の連なりを自然に見せるには

職人の技術がものをいうそうで

なんか、浮世絵製作と似てる。

 

 

彼女の服の素材は主に東南アジアとか山岳民族の間に残っている昔の端切れ布を

買い付ける人から購入するそうで、

その素材をいかに組み合わせて服にするか

が仕事です。デザインだけで、縫うのは専門家。

また貝ボタンも好きなので、デザインして

ボタン工場に発注するそうですが 通常1万個単位の世界なのを特別300個で、とか長年のお付き合いでやってもらっているというのを

今回初めて聞いた。

仲買人?が、品物を作家に見せる順番も自分が何番目なのかが重要だそうで、とりあえず、そのうちの変なものは J子さんに、ということになっているらしく、その中の特に変なものが 私のところに来るのよね。(苦笑)

 

 

 

 

疲れ果てて、帰ってきた私に、

やさしいお出迎えがありました。

ありがとうね。ただいまー。

 

 

  ↑

言い訳しておきます。

あまりに玄関が汚いのに気づいた、投稿写真。

 

翌日、すぐ中を掃き掃除しました。

風でドアがバーンと閉まってきて、それを止めようとして爪が折れました。  ちっ!

 

爪の写真送ったら、「慣れないことはするな」

というアドバイスが来た。いえる。

 

履いた革靴はすぐ仕舞わず、

1日風に当てて湿気をとるんですよー。