NHKのプレミアムシアターをキーワード予約しているため夜中の放送が勝手に録画されています。
主にバレーや舞台劇を見たいのですが
なかなかレアなものもやっていて
最近は オペラ"魔弾の射手" でした。
セットが凝っていて、
このオペラのことは名前しか知らないから、
指定のセットなのかは不明だけど、
客席寄りに沼の設定の水場が舞台いっぱいにあるのです。深さ1メートルくらいはありそうで
水中に板を沈めて、部分的に演者が歩けます。それはひざ下ギリ位の深さです。
水深1メーターあれば、水中に沈めてあった
ものを立ち上がらせるという 驚きの演出が
できます。
おかげで役者も水浸し、衣装もずぶ濡れの リスクがありますが、一切気にしてない様子で
演技するため見る側もそれほど気にならない。
たとえば 悪魔がまたがる、白骨だけの馬
(水中に寝かせてあったもの)が、
テグスで立ち上がるシーンとか、
重いものは、木の枝に加工されたセットが
パワーショベルのアームだったりして、
水中からグーっと持ち上がったりします。
これなら人間の重さに充分耐えられます。
現代の重機が使われたセットで魅せる演出。
劇中で、村人が歌うコーラスに
懐かしい旋律が・・・・
これが まさかドイツのオペラが原曲だったなんて、まさに眼からウロコ。
佐々木信綱の和訳にとても品があり、
日本語がステキだったあの時代を感じます。
久々に良い歌を聞いてほっこりしちゃった。
そうそう、最後の方の凱旋の旋律も
日本でも良く知られたものでしたよ。
私には "魔弾の射手"と"魔笛"を混同しちゃった時期がありました。
"魔笛"を"魔的"と思い、「だから的でしょ。」「それを撃つんでしょ」と勘違いしていた。
しかも矢だと思ったら、鉛玉だった。
絶対に的を外さないのが悪魔の作った魔弾。
さすがに魔笛の方が有名な歌が多いしね。
たとえば、一番有名な、これとか。
やっぱり数限りなく画像がある(笑)
CMの無いのを選びました。
魔弾の射手のおかげで
一つ知識が増え 満足感だか喜びだかのせいで
エンドルフィンが分泌されたらしく、
今夜はよく眠れそう。![]()
なーんて、
実は昨夜 夕食後またソファーで爆睡しちゃって3時に眼ざめ、見始めたものだったのでした。
時間の使い方は人それぞれだッ よね。
そのまま起きて現在に至り、
ただいまは、夕食の買い物などを考え中。
雨が止んだら行くー・・・・・。![]()