初めての夜 | 「仔猫だらけだった日々」アーント・キャット

「仔猫だらけだった日々」アーント・キャット

保護猫活動も25年以上になり、最近は仔猫も減りました。

寒さ除けのためにビニールですっぽり覆います。電気のアンカも入れてあります。

ちょっと狭いけど一緒の方がいいでしょ?

手前にいるのがコアラくんです。朝来たときは、血液検査の採決が終わった直後でしたので

ちょっと怖がっていました。ゾロ君はにゃおにゃお啼いてケージの中でウロウロしていました。

 

夕方になったら、コアラ君の方がむしろ手前に出てきて、ゾロ君は隠れがちになりました。

これが本性なのかしら? まだ少し警戒していて、フードもいろいろ出したけど、結局お持たせのパウチ(仔猫用)を一番食べました。トイレは小は済ませましたが大はまだです。

明日の朝には、たぶんしているでしょう。  (初日あるある)

2階に放牧するのはもう少し様子を見てからです。コアラ君もめでたく陰性ならいいけどな。

エイズはキャリアだけならそれほど怖くなく、複数飼いでも感染ることもあまりないし、天寿を全うする子が多いけど、やはりまだまだ敬遠されることが多い現状です。

 

お預かり戴いた方がいろいろ気を使ってくださって、この子たちは、使っていたおもちゃ、匂いの付いたフリース、食べていたフードなどと一緒に来たのです。

人に慣れていない野良猫を長時間かけてここまで慣れさせるのですから、愛しさもひとしお、

それを手元から離して送り出すのは寂しいものです。

子猫たちに元気でいてほしい、そして少しでも心細くないようにと、遊び慣れたものや、

知った匂いの毛布などいろいろ持たせてくださる気持ちは とっても良ーくわかります。

私も子猫がトライアルに行くときは同じ気持ちです。

愛情込めて、大事にお預かりしますのでどうぞご安心くださいと言いたいです。