あんな子いたね・・・2 | 「仔猫だらけだった日々」アーント・キャット

「仔猫だらけだった日々」アーント・キャット

保護猫活動も25年以上になり、最近は仔猫も減りました。

    ご近所四姉弟

 

2008年5月、運転中カーブの先から激しく泣き叫ぶ仔猫の声に、

おもわず車を止めて見に行きました。

乳離れ寸前位の三毛猫が地面に張り付いて鳴いていました。

そこは坂道の途中になっていて、見上げると

3㍍位上に建っているお宅の横の草むらに

下を見ている母猫と仔猫の耳だけ見えました。

仕事中だったためとりあえず落下したらしい子猫だけを保護。

夕方仕事終わりに脚立、踏み台などを用意し

丁度帰宅した次男を連れて、もう一匹いるはずの

仔猫の保護に出かけました。

 

そこのお宅の方に事情を説明し

私が責任を持って里親探しをする旨申し上げ

敷地内に入らせていただきました。

幸い母猫は出かけていて、逃げまどう子猫たち

(なんと3匹いた!)を無事に捕まえました。

 

ケージを買い、フードを買い、4匹を入れました。

その晩は不安そうに固まっていましたが

翌日には少し落ち着いたようでした。

オレンジ色のトラが男の子。残りは全員女の子。

見分けがつかないミケちゃん2匹と、サビちゃんです。

血液検査をし、検便をし、健康でしたので

固形フードが食べられ、トイレを覚えてから

我が家の前にケージを出しましたら、

その日のうちに全員里親さんが決まりました。

 

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 茶々丸君、すももちゃん、ココちゃん、ちょこちゃんと

 みんな可愛い名前をもらいました。

 

 ちょこちゃんは、現在最初の飼い主のお兄様の       

 お宅に移りましたが、ほかの子たちはご近所なので

 今でもいつでも会いに行ける良い関係でいます。

 

 今回はとっても楽に里親さんが決まりました。

 今思えば、当初は子猫を失った母猫の気持ちを

 考えてあげることもあまり無かったし、

 里親探しだってそんな甘いモンもんじゃないことも

                          よく知りませんでした。