皆様!こんにちは!
今回は、英語の略語・頭字語の使用ルールについて紹介します。

略語(abbreviation)とは、語や語句を短縮したもので、英語には、North Atlantic Treaty Organization(NATO)、Federal Bureau of Investigation(FBI)、Acquired Immune Deficiency Syndrome(AIDS)personal computer(PC)などがあります。

略語のうち、語や語句を構成する各単語の頭文字(アルファベット)を組み合わせたものは、頭字語(acronym)と呼ばれ、通常の単語のように発音されます(NATOやAIDS)。頭字語のなかで、頭文字を一字ずつアルファベットどおりに発音するものは、イニシャリズム(Initialism)と呼ばれ、よく知られている例には、FBIやPCなどがあります。

読者に馴染みのない略語・頭字語を使用することは、読者の目線に立たず、一方的に書かれた文章であるといった印象を与えてしまいかねません。多くの英語のスタイルガイドでも、「略語・頭字語は、慣用されているもの以外はできるだけ使用しない」ことが共通の考え方になっています。

しかし、実務文書では、専門用語や組織名称など、略語・頭字語を活用する機会も多いため、略語・頭字語の使用ルールを理解しておくことが重要です。


略語・頭字語の使用ルール


(1) 読者に馴染みのない略語・頭字語を文章中ではじめて使うとき(初出時)には、すべてスペルアウトしたうえで、略語・頭字語を( )内に記載するか、補足的な説明を加えます。(2回目以降は、略語・頭字語を使用します)

例)
● The Informed Consent Form (ICF) should be written in simple language understandable to the participants.
● The ICF, which stands for Informed Consent Form, should be written in simple language understandable to the participants.

(2) スペルアウトした形よりも略語・頭字語のほうが広く知られている場合には、略語・頭字語を使用します。

△ Using Universal Serial Bus Memory (USB) memory sticks for backups
○ Using USB memory sticks for backups

いずれの場合も、「省略しない形(スペルアウト)+(略語・頭字語)」とするか、「略語・頭字語+補足的な説明」とするかの方針を事前に決めておき、同一の文書で使用方法を統一することが重要です。また「初出時」の考え方についても、セクション、章ごととするか、全体をとおして「初出時」は1回とするかについても決めておく必要があります。特にWebサイトでは、ユーザーがトップページから順番にサイトを見ることはほとんどないため、ページごとに「初出時」の説明を加えるなどの工夫が必要となります。

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今回は、英語の略語・頭字語の使用ルールについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?分かりにくいところがあれば是非コメント下さい!

次回は、『トーン&マナー』の表記方法について紹介しますきらきら


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