『いまはみんな訳知りになって、人生を生き始める前に、絶望もあきらめもインプットされてしまうところがあるから、人間のいい部分を信じることが非常に難しくなってきている気がします。実際に誰かとの距離を詰めようとすると、みっともない自分も見せることになる。そういうのを避けようと思う。それで孤独になっているところがある。友達になろうと思って踏み出せば、そして歳月を重ねれば、ちょっと無視できないような関係ができていくんです。』
山田太一をずっと好きで、
特に「ふぞろいの林檎たち」が好きだったが、
「ふぞろいの林檎たちII」のラストを何だこれと思った大学生のわし。
今、そのラストを無性に見返したいと思ってる。