有馬頼義「黒いペナント」読了映画も観た「三十六人の乗客」読了に続き、復刻版「黒いペナント」を。昭和44年の黒い霧事件の10年くらい前に書かれた予言するかのような小説です。読ませます。黒い霧事件の名前の由来にもなったそうな。松本清張とほぼ同時期に社会派ミステリー作家として人気を博した有馬頼義。映画化作品も多数だし、もっと評価されてよい作家だと思います。「四万人の目撃者」はこれから、映画(四万人)はDVDになってないから中々観れないだろうな。