2016年度にビジネスモデルがグッドデザイン賞に選ばれた、就労継続支援B型事業所
“GIVE & GIFT(ギブアンドギフト)”
さんに立ち寄らせて頂き、代表の中川悠さんにもお話しを伺う事ができました。
事業所があるのは、大阪のビジネス街である淀屋橋。
4階建てのビルで、1階にカフェ、コミュニティスペース、2階にカフェの料理を作る厨房、3階に作業場、4階が事務所となっています。
カフェに関しては障がい者施設であることは前面に出さず、あくまでも都心のおしゃれなカフェとしての存在しています。
メニューも管理栄養士と生産者、福祉職員が一緒に商品を考案、近隣の店舗を調査して適正価格の料理を提供。
そして、メニューはできるだけ冷凍できるものにすることで、その日の作業量が客数によって左右されにくくしています。そうすることで厨房での作業負担も少なく、食材のムダも減らすなどをしているとの事です。
実際にカフェはオシャレな空間で、提供される料理も美味しく、お皿や盛り付けにも気をかっているんだなと感じました。
GIVE & GIFTの利用者の方は、施設では厨房での調理だけでなく、清掃や事務補助などいろいろな仕事を経験しているとの事で、マナーや身だしなみについての指導もあるそうです。
利用者のご家族の方からは自分でできることが増えた、使えなかった道具が使えるようになった、あいさつができるようになったなどの言葉もいただいているとのことでした。
代表の中川さんは、編集のお仕事をされていたという経験を活かし、福祉の業界の前例にとらわれない展開を進めています。
大事なのは、今の自分の行いが誰のため、何のためになっているのか、感じてもらえる可能性がある仕事を作ることなんじゃないかという考えで、
ファッションの会社と協力して使われなくなった洋服を加工した糸で足拭きマットを“はた織”し、カンボジアの学校に寄贈し、現地の人たちの手に渡った写真が送られてくるような仕組みも作っているそうです。
他にも、
「福祉✖伝統工芸」、いわゆる伝福連携の取り組みを行なっています。
後継者不足に悩む伝統工芸を守り、障がいのある人の新しい雇用の枠の開拓。
も行なっています。
「GIVE & GIFT(ギブアンドギフト)」さんの取り組みを間近で見学、中川代表からもお話しもお伺いした事、考え方を吉川でも何らかの形で活かす事ができればと思います。
中川さん、事業所の皆様、お忙しい所ありがとうございました。
http://give-and-gift.jp



