最近思うこと。
人間の魂は成長なんてしない気がする。
魂の本質は
生まれたときからずっと変わらない。
成長に見えるのは
「余計なものをそぎ落とした状態」なのではないかと。
たとえば
・つい見栄を張る
・世間体に流される
・真実から目を背ける…
こういった「重荷」「不要なもの」を
自分で剥ぎ取ることができたとき
人はようやく自由になれる。
じゃあどうやったら
自由を手に入れられるかというと
「自分の深淵と向き合うこと」だと思う。
自分の中にある
なかったことにしたいドロドロした恨みや憎しみ
チヤホヤされたくて嘘を重ねる自分
さらにその奥…
「本当は悲しかったんじゃないか」
「本当は誰も恨みたくなんかなかった」
「本当はどう在りたかったのか」
自分に深く潜ることは
怖ろしく勇気がいる。
まして年を取ればなおさらだ。
今までの自分を否定する感じに近くなるから。
でも自分の中の「本当」に気づいたら
少し生きるのが楽になると思う。
私もまだまだ重荷を手放せていない。
さあ、どう生きようか…。