皆さんは「中1ギャップ」や「高1クライシス」という単語をご存じでしょうか?
「中1ギャップ」とは、小学校から中学へ上り、学習面や人間関係といった環境が大きく変化することに対応できずに不登校になったりする現実を言います。「高1クライシス」も同様です。
今回は、学習面について書きたいと思います。
「高1クライシス」については、特に進学校に進んだ場合、勉強内容が質・量ともに難しくなり、勉強を嫌いになってしまったり、大学進学の意欲をなくす生徒が秋田の県南でも多く見られ、以前から問題意識を持っていました。
しかし、最近は「中1ギャップ」の方が重大だと感じられます。
中学に入り、小学校まではテストで90点を当たり前に取れていたのに、中学では30点、40点が当たり前という生徒も少なありません。中学の学習内容がボリュームアップしたこととも関係あるかもしれません。
中学に進んで勉強につまずく原因として、個人的には以下の3つが大きな理由だと感じています。
① 小学校内容の学習内容が定着していない。
② 日常的に学習習慣が身についていない。
③ 文章を読んだり、考えたりする習慣がない。
これらは、いずれも大学進学までを考えても重大な学習の要素です。
小学校のテストで高得点を取れているようでも、実は答えを暗記しているだけだったり、パターンを覚えて解いているといったことがよくあります。これでは、難しいテスト(例えば、中学入試用の模擬試験など)や中学の実力テストでは得点できないのです。
特に近年は、大学入試までのどの過程でも、思考力と読解力が問われますので、知識だけに偏った学習や読解力の不足は致命的になりやすいのです。
しかも、思考力や読解力の養成、学習習慣の定着といったことは、学校だけではなかなか難しいのかなと感じています。
そもそも、「中1ギャップ」に陥らないための手っ取り早い方法は、小学校の学習内容に弱点を残さないことです。
中学にあがると、自然とそれまでの弱点は克服される、あるいは小学校内容はもう関係ないと思う方が多くみられますが、そんなことはありません。小学校内容は中学校内容の前提です。そのため、理解していない箇所を残したまま中学生になれば授業についていけなくなってしまいます。
小学校で少しでも勉強に苦手が見られたり、学習習慣がないようであれば、放置せずに何らかの手段を講じることをオススメします。場合によっては中学生でも小学校までステップバックして勉強し直す必要もあります。
最後になりますが、このような小学生や中学生向けの対策を弊塾では強化しております。是非ご相談下さい。
