マタイによる福音
〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕10・17「人々を警戒しなさい。あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で鞭打たれるからである。18また、わたしのために総督や王の前に引き出されて、彼らや異邦人に証しをすることになる。19引き渡されたときは、何をどう言おうかと心配してはならない。そのときには、言うべきことは教えられる。20実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。21兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、子は親に反抗して殺すだろう。22また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。」
今日は聖ステファノ殉教者の祝日です。ステファノはキリスト者の最初の殉教者です。今日の第一朗読の使徒言行録で描かれているようにサウロはステファノの殺害に立ち合っています。
ステファノの「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」という言葉は、イエスの「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」、「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」という言葉を想い起こさせます。
ステファノについては女子パウロ会ホームページをごらんください。
https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=122601