ヨハネによる福音 1:47-51

〔そのとき、〕イエスは、ナタナエルが御自分の方へ来るのを見て、彼のことをこう言われた。「見なさい。まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない。」ナタナエルが、「どうしてわたしを知っておられるのですか」と言うと、イエスは答えて、「わたしは、あなたがフィリポから話しかけられる前に、いちじくの木の下にいるのを見た」と言われた。ナタナエルは答えた。「ラビ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」イエスは答えて言われた。「いちじくの木の下にあなたがいるのを見たと言ったので、信じるのか。もっと偉大なことをあなたは見ることになる。」更に言われた。「はっきり言っておく。天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。」

 

イエスと人々とのさまざまな出会いの場面をヨハネ福音書は描きます。イエスとナタナエルとの出会いのシーンでは、「見る」という言葉が五度も登場します。イエスはナタナエルをどのようなまなざしでご覧になったのでしょうか。イエスに見つめられ、イエスに付き従ったナタナエルは大きな出来事をやがて見るようになるとイエスは予告します。

 

三大天使については、女子パウロ会のホームページで説明されています。ご参考までに。

https://www.pauline.or.jp/calendariosanti/gen_saint50.php?id=092901

 

天使にも階級があるというのは地上の格差社会の反映のような気もしますが、名古屋教区の松浦司教様の霊名はミカエルですし、横浜教区の梅村司教様の霊名はラファエルだったと思います。

 

ところで、布池教会大聖堂入り口の扉の上に、ミカエルが悪魔を踏みつけているモザイクのレリーフがはめ込まれています。一度確かめて見てください。