ストレス=身体に悪いもの

 

これまでの定説だったように思います。

 

でもこのTED Talk「ストレスと友達になる方法」を聞いて、そのストレスが私達が生きていくのにプラスに働くことがあるのだという新説を知ることとなり、人間の脳がある事象や物事をどうとらえるかによって身体への反応が大きく変わることに驚きを隠せませんでした。

 

 

食育の世界でも、ついこの前まで健康によくないと言われていたものが、実はそうではなかったり、身体によいとされていたものが、逆に悪い影響を及ぼすことがわかったりするなど、情報が変わってしまうことも事実です。

 

一時期、カロリーが低いからとマーガリンが世間を賑わせ、健康=マーガリンというイメージまで定着していました。今もそう思っている人が少なくないかもしれません。でもそのマーガリンは今やトランス脂肪酸を含む代表的な食材として、国によっては禁止されています。

 

*トランス脂肪酸とは(農林水産省HPより引用)

トランス脂肪酸については、食品からとる必要がないと考えられており、むしろ、とりすぎた場合の健康への悪影響が注目されています。具体的には、トランス脂肪酸をとる量が多いと、血液中のLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増えて、一方、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が減ることが報告されています。日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクを高めることが示されています。

 

またコレステロールが高い人は、卵の黄身はよくないと言われていましたが、これについても実はほぼ因果関係がないとの説も出てきています。むしろ卵は9種類の必須アミノ酸をバランスよく含む最強フード。最低でも1日1個はいただきたいです。

 

明日12月1日はストレスを軽減し、上質な睡眠を得るためのワークショップを開催します。参加者の皆様の反応が楽しみです。