2008年 アメリカ
監督:佐々木芽生
出演:ハーバート・ヴォーゲル、ドロシー・ヴォーゲル
慎ましい生活を送りながら、30年間に渡ってお気に入りの現代アートをコツコツと買い集め、いつしか全米きってのコレクターとなってしまった一組の老夫婦の微笑ましくも感動的なアートへの愛が詰まった奇跡の人生を見つめたドキュメンタリー。
-allcinema参照
『自分が観て良いと思ったもの、部屋に入ること』がヴォーゲル夫妻のコレクションの基準だそうです。ご自身も仰ってましたが『シンプル』そのもの。
コレクションは売らないがポリシーでもあるので、投資目的でもない純粋なコレクターのドキュメンタリーとして楽しく観れた作品でした。
ご主人は情熱家で良いと思えば製作段階で処分された作品でも欲しがる性分で、冷静な奥様が隣でローンを組み月々の支払いを交渉していたそう(笑)お互いがいなければ、ここまでのコレクションはできなかったというくらいの名コンビでした。
お二人の佇まいが本当に微笑ましくて、杖をついた小柄ハーブと、それを支えるドロシーが歩いているだけでも、なんか可愛いな~なんて思ってしまいました。
コレクションにかけるお金を残しておけば、広い家に住んで贅沢ができたという兄夫婦の意見も紹介されていましたが、楽しそうな二人を見ていると幸せは人それぞれで良いんだよねと改めて思ったりしたのでした。
紹介されるアートと共にデコレートされたご夫婦の写真など映像も楽しめる作品でした^^
私的には★★★★☆
彼らのコレクションは現在は全米の美術館に寄贈され、展示もされているとの事です。
