9/23(金)~25(日)
山形県山形市の やまぎんホール(山形県民会館)で行われた
第68回 全日本合唱コンクール東北支部大会を観覧してまいりました。
参加団体数ならびに参加団体のレベルも全国トップクラスとして広く知られている東北支部。
各部門ともハイレベルの白熱した戦いを見せてくれました。
そしてもうひとつ、東北のみならず全国の合唱ファンに広く知られているのが、このホールの響きの悪さ。基本設計がかなり古く、残響がほぼ0.0秒に近い数値とも言われ、合わせて収容人数が1000名程で、座席の感覚も非常に狭く近年のホールとしては最悪とも言える環境化でのコンクール。
実は既に、新しいホールの建設に県も着手する事が決定しており、6県持ち回りで開催される東北コンクールの、次回の山形開催では新ホールでのコンクールが実現するとの事で、今回は県や主催者の朝日新聞や、審査員サイドからも堂々と「響きが悪い」との言及が連日なさていました。
響かないホールをどう響かせるかがポイントとなり、波乱も起きやすい環境であり、その意味では面白いとも言えるコンクールでした。
第1日目は高等学校部門が開催され
A部門(8名以上32名以下)から19団体
B部門(33名以上)から20団体
の合計39団体が参加し熱のこもった演奏を披露しました。
審査はA・B一括で行われ、
成績順に
福島県立会津高等学校合唱団 (B部門)
福島県立郡山高等学校合唱団 (B部門)
福島県立安積黎明高等学校合唱団 (B部門)
岩手県立不来方高等学校音楽部 (A部門)
岩手県立盛岡第二高等学校 (B部門)
岩手県立盛岡第四高等学校音楽部 (B部門)
福島県立橘高等学校合唱団 (A部門)
青森県立八戸東高等学校音楽部 (B部門)
聖ウルスラ学院英智高等学校合唱部 (A部門)
山形県立鶴岡北高等学校音楽部 (B部門)
岩手県立盛岡第四高等学校音楽部混声 (B部門)
山形県立山形西高等学校合唱団 (B部門)
の12団体が金賞に選ばれ、支部推薦枠が6の為、
この内、赤字の上位6団体が全国大会される事になりました。
既にご存知の通り、今年度のNHK全国学校音楽コンクールにて日本一となった鶴岡北高校が、本コンクールにおいては、支部9位タイで全国進出ならずという事実が、この支部のレベルの恐ろしさを証明するものとなっていると思います。
今回の審査についての全体講評を述べてくださったのは作曲家の千原英喜氏でした。
概要は以下の感じです。
・ pならびにppの表現が乏しい、弱音で表現される部分をもう少し考えて欲しい
・ クレッシェンド、ディヌミエンドについてのアドバイス。全パートで一気に行うのではなく、クレッシェンドは低声部から始め、ディヌミエンドは高声部から行うと演奏効果が倍増する。
・ 人にもオーラがあるように歌声にもオーラがある。瑞々しく歌う事によりオーラは生まれてくる。
・ ハーモニーのひとつひとつを新鮮に組み立てる事により常に生き生きとした音楽を作り上げていく必要がある
・ どの曲にも平和への祈り、平和への感謝がメッセージにある筈である。その思いを常に抱き、音楽でメッセージを伝えて言って欲しい
その場で聞いたものを殴り書きでメモしている為、一部不正確であったらり違うニュアンスであったりするかもしれませんが、大凡は合っているいると思いますので。
各団体の細かな感想を述べたいところですが、若干時間も経過しており、且つ当日メモをしていた訳ではなく、薄れゆく記憶の中で、稚拙な感想を述べるもの忍びない為詳細は割愛させて頂きますが、後日また機会を見て、強く印象に残った団体に関していくつか触れていきたいと思います。
次回は2日目に行われた中学校部門をレビューする予定です。
次回もよろしくお願い致します。
